レビュー
» 2016年10月10日 11時30分 公開

たまには素朴に――UNiCASEの「iPhone 7」用クリアケースの“剛柔”を味わう

スマートフォンのボディーデザインを生かしつつ、ボディーを守る場合、透明な「クリアケース」は非常によい選択肢。ということで、UNiCASE(CCCフロンティア)オリジナルのiPhone 7用クリアケースを試してみましょう。

[井上翔ITmedia]

 早いもので、「iPhone 7」の発売から4週間たちました。世界中で販売されていることもあり、そのケース類は「より取り見取り」の状況です。さまざまな会社から、いろいろな形状のケースが出ていて、選ぶだけでも楽しいものです。

 ですが、筆者はスマートフォンをできるだけ「全裸」で、つまり、ありのままの姿で使いたいと思っています。一方で、落としたときに傷が付くのは全力で避けたい、という気持ちもあります。

 そんな時、筆者は大抵「クリアケース」を付けます。透明なのでありの姿を楽しめると同時に、端末の保護もできるからです。

 しかし、多くの人が「クリア」と言われて想像する無色透明なケースはもちろん、「有色透明」なケース、ソフトなケースにハードなケースと、クリアケースにもいろいろあります。そこで、今回はCCCフロンティアのスマートフォンアクセサリー専門店「UNiCASE」が販売している、オリジナルクリアケースを簡単にご紹介します。

(本文中の価格は全て10月10日現在のオンラインショップにおける税込価格です)

ハードケースのパッケージ 今回レビューする「クリスタルスリムハードケース」のパッケージ
ソフトケースのパッケージ 今回レビューする「クリスタルソフトケース」のパッケージ

クリスタルスリムハードケース

 「クリスタルスリムハードケース」は、“ハード”の名前が示す通り、ポリカーボネートの固さでiPhone 7を保護するクリアケースです。無色透明の「クリア」の他、有色透明な「レッド」「ブラック」「ブルー」もあります。価格はいずれも2160円です。

クリスタルスリムハードケースのラインアップ クリスタルスリムハードケースは、クリア、レッド、ブラック、ブルーの4色展開

 形状は全色で共通していて、スイッチ・キーの部分は切り抜き、Lightning端子の部分は切り欠かれています。またスピーカー・マイク部分にはこれらに合わせた穴が空いています。iPhoneの機能に支障をきたすことなくしっかり保護できます。

左側面右側面 左右の側面。iPhoneの操作に支障のないようにスイッチ・キーに切り抜きを入れている
下部 本体下部も、本体の機能に支障のないようになっている

 透明なケースなので、Appleマークなどが透けて見えます。筆者はローズゴールドのiPhone 7を持っていますが、レッドのケースは特にいい感じでマッチします。

ローズゴールド×レッド(正面)ローズゴールド×レッド(背面) ローズゴールドの本体に、レッドのケースを装着。しっかりマッチしている

 スリムなフォルムと相まって、装着感は良好です。ただし、ハードケースの宿命でもあるのですが、ケースの取り外しに注意が必要です。丈夫ではあるのですが、外すときに不用意に力を入れるとケースが破損してしまうことがあるのです。ケースの取り換え頻度が高い人は注意しましょう。

クリスタルソフトケース

 「クリスタルソフトハードケース」は、しなやかさと丈夫さを兼ね備えたTPU(熱可塑性ポリウレタン)製の柔らかいケースです。無色透明なクリア1色のみの展開で、価格は2052円です。

クリスタルソフトケースを装着したiPhone 7(正面)クリスタルソフトケースを装着したiPhone 7(背面) クリスタルソフトケースを装着したiPhone 7(ローズゴールド)

 このケースは、iPhone 7を包み込むように保護します。ボリュームスイッチの部分とLightning端子が切り抜かれており、操作や利用に支障のないように配慮されています。また、キーの部分は押しやすいように加工されています。スピーカー・マイク部分はクリスタルスリムハードケースと同様に本体の開口部に合わせて穴が空いています。

本体左側のスイッチ・キー回り本体右側のキー回り スイッチ・キー回りは操作に支障はない

 柔らかいですが、ケースの保護性能はクリスタルスリムハードケースと同様に折紙付きです。それでいて、ケースが取り外しやすいので、ケースの取り換え頻度の高い人にもお勧めです。ただし、ハードケースと比べると若干厚めなので、手に持ったときのサイズ感を重視する人は注意したいところです。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2023年12月05日 更新
  1. 新型折りたたみスマホがいきなり「実質9840円」/ネットワークTVチューナーの魅力とは? (2023年12月02日)
  2. 「Xiaomi 13T Pro」を“実質24円”で販売できるカラクリ 実は転売ヤー対策として有効も、今後は規制に? (2023年12月02日)
  3. Googleマップの新デザイン、見慣れました? 元デザイナーは苦言を呈しているが、アクセシビリティーの観点からメリットもありそう (2023年12月01日)
  4. NTT法は2025年の通常国会までに「廃止」が「既定路線」か――防衛財源の確保という「建前」はうやむやに (2023年12月03日)
  5. 制裁中なのに5G対応 謎多きスマホ「HUAWEI Mate 60」はどのように製造されたのか (2023年11月30日)
  6. 「端末値引き4万円まで」「白ロム割規制」は12月27日から 電気通信事業法の改正が決定 (2023年11月24日)
  7. KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルなど181者が意見表明 NTT法廃止は「国民の声を十分に聞いたものとはいえない」と批判 (2023年12月04日)
  8. Google、“休眠アカウント”の削除を開始 どうすれば削除されずに済む? (2023年12月02日)
  9. 楽天ペイと楽天ポイントのキャンペーンまとめ【12月4日最新版】 20%還元や全額還元のお得な施策多数 (2023年12月04日)
  10. TVはないけどTVを見たい! いろんなデバイスをTVにできるアイ・オーの「REC-ON」を試してみよう (2023年11月24日)

過去記事カレンダー