KDDIが11月7日、シャープ製の新型スマートフォン「AQUOS U SHV37」を発表。11月下旬に発売する。カラーはライム×ゴールド、プラチナ×ホワイト、ピンク×パウダー、メタル×ブラックの4色。ドコモの「AQUOS EVER SH-02J」やUQ mobileの「AQUOS L」と同等のハードウェアを採用したモデルとなる。
ラウンド形状のボディーに5.0型のHD(720×1280ピクセル)IGZO液晶を搭載しており、シャープ独自の省エネ技術と2700mAhのバッテリーと合わせて、高いスタミナを実現。ガラスのフチがカーブを描いた2.5Dガラスとなっているが、衝撃や傷に強い「Corning Gorilla Glass 4」を採用した。
着信時などに、ディスプレイ下部のLEDと画面が連動して光る「ヒカリエモーション」を搭載。電話の着信、終話、画面ロック解除、エモパー発話、充電中などに点灯し、着信時は12パターンと9色から光り方を設定できる。よく連絡を取る人だけ異なるパターンで表示する演出も取り入れた。
スマートフォンから話しかけてくれるシャープ独自の「エモパー」は「5.0」に進化。天気、スケジュール、テレビ番組、誕生日、帰宅時間などの話題を掛け合わせて、より役に立つ情報を教えてくれる。例えば翌日に東京出張がある場合、出張の予定と一緒に、翌日の東京の天気を教えてくれる。アラームも音声でセットできるほか、普段設定しているアラームの時刻を覚え、「いつもの時間にアラーム」と話してセットできるようになった。
AQUOS EVERのように指紋センサーは搭載していないが、インカメラで眼球を見る「みるだけ認証」に対応。加速度センサーを活用し、端末を持ち上げるだけで画面が点灯する仕様もあり、スリープ状態で端末を持ってインカメラを見るだけで、ロックが解除される。
このほかVoLTE、おサイフケータイ(FeliCa/NFC)、バスルームでの動作を保証するIPX5/8の防水、IP6Xの防塵(じん)もサポートしている。ワンセグは搭載しない。
OSはAndroid 6.0だが、Android 7.0へのバージョンアップを予定している。
「au +1 collection」からは、小窓から時刻の確認や受話・終話ができる手帳型のケースを「AQUOS View Flip Cover」を発売する。
| 機種名 | AQUOS U SHV37 |
|---|---|
| メーカー | シャープ |
| OS | Android 6.0 |
| プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 430 MSM8937/8コア |
| メインメモリ | 2GB |
| ストレージ | 16GB |
| 外部メモリ | microSDXC(最大256GB) |
| ディスプレイ | 約5.0型フルHD TFT液晶 |
| 解像度 | 720×1280ピクセル |
| 連続通話時間 | 約1440分(VoLTE) |
| 連続待受時間 | 約950時間(LTE、WiMAX 2+) |
| バッテリー容量 | 2700mAh |
| アウトカメラ | 有効約1310万画素CMOS |
| インカメラ | 有効約500万画素CMOS |
| ボディーカラー | ブルー、ホワイト、ピンク |
| サイズ | 約71(幅)×143(高さ)×8.3(奥行き)mm |
| 重量 | 約137g |
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