ITmedia Mobile編集部で発掘された、思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、auの京セラ製ケータイ「A5305K」です。
A5305Kは、auの3Gサービス「CDMA2000 1x」に対応したケータイです。ディスプレイ部が左右180度に回転するのが特徴で、当時主流だった折りたたみケータイとは一線を画するスタイルが話題を集めました。KDDIはその機構を「ターンタイプ」と呼んでいますが、本機を知る皆さんにとっては“リボルバーケータイ”という愛称の方が記憶に残っているのではないでしょうか。
通常の折りたたみケータイは、開いて操作するのが基本ですが、A5305Kは、閉じてもメインディスプレイが露出するため、閉じたままカメラで撮影したり、各種情報を見たりできるのが利点です。
発信/着信画面やアドレス帳の画面から回転させると発信画面に切り替わる、閉じたまま写真を撮影して回転すると写真が添付されたメール作成画面が立ち上がるなど、画面の回転と連動したショートカット機能も備えています。
さまざまなギミックが魅力だったケータイの1つとして、印象に残ったモデルですね。
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