全身で魅力を体感――KDDI×HTCの「U11」先行体験イベントをリポート

» 2017年07月04日 19時15分 公開
[井上翔ITmedia]

 au(KDDIと沖縄セルラー電話)から7月14日に発売される「HTC U11 HTV33」。本体横のセンサーを使った「Edge Sense(エッジ・センス)」、ケーブル接続型のVRヘッドマウントディスプレイ「LINK」対応など、見どころの多い機種だ。

 HTV33の発売に先駆けて、KDDIとHTC NIPPONは事前募集したHTC端末を所有するauユーザーを対象にHTV33を体験してもらうイベント「au HTC users' meeting」を開催した。

 この記事では、このイベントの7月3日開催分の様子をお届けする。

7月3日の会の様子 7月3日開催分の会場の様子。ここに集まっているのは全員「auユーザー」かつ「HTC端末ユーザー」だ
HTC NIPPONの児島社長 主催者を代表してあいさつするHTC NIPPONの児島全克社長
HTC NIPPONの西村氏 HTV33の特徴をユーザーに解説するHTC NIPPON マーケティング部門の西村啓太シニアマネージャー

ジオラマと夜景でカメラ性能を体感

 DxOMarkの「DxOMark Mobile」の最新テストにおいて、HTC U11のカメラ機能は一番の好成績を記録した。

 カメラ性能の高さを確かめるために、会場内には鉄道模型のジオラマと夜景撮影コーナーが設置された。ジオラマではボケ味のある写真撮影、夜景撮影ではEdge Gripを使った自撮りやF1.7レンズの強みをそれぞれ体験できた。

ジオラマ撮影 鉄道模型のジオラマを撮影する参加者
夜景撮影 夜景を撮影する参加者

「Uソニック・ハイレゾ」の音質を体感

 HTC U11にはUSB Type-C接続のオリジナルイヤフォンが付属する。このイヤフォンはハイレゾ再生とアクティブノイズキャンセリングに対応していることはもちろん、ユーザーの耳に合わせて聞こえ方を最適化する「Uソニック・ハイレゾ」に対応していることも注目点だ。

 今回のイベントでは、Uソニック・ハイレゾによる最適化の有無で音質の違いがあるかどうかを「判定」するコーナーが設置された。体験者は「最適化されたU11」と「最適化していないU11」で同じ音楽を目隠しをした状態で聴き、どちらの方が高音質か判定していた。

聞き比べ Uソニック・ハイレゾを体験する参加者

モバイルVR HMD「LINK」を体感

 U11は、純正オプションとしてモバイルVRヘッドマウントディスプレイ(VR HMD)「LINK」を用意している。一般的なスマホ向けVR HMDとは異なり、独立したディスプレイを持ち、位置検出に対応するなど、PC向けの本格的VRに近い体験ができることが大きな特徴だ。

 今回のイベントでは、LINKに対応したブロック崩しゲームを体験することができた。ハイスコアを記録したチーム(テーブル)と個人には、それぞれプレゼントが贈呈された。

LINKのHMD、コントローラーとアイマスクLINKの位置検出ユニット LINKのHMD、コントローラー(写真=左)と位置検出ユニット(写真=右)
LINKを体験する参加者 LINKを体験する参加者

HTCの歴史も展示

 イベント会場の一角には、今までHTC NIPPONが輸入・販売してきた端末を展示するコーナーが設けられた。

 auで取り扱った端末だけではなく、NTTドコモ、ソフトバンク(旧ソフトバンクモバイル、イー・モバイル)で発売された端末や、HTC NIPPONが独自に販売したモバイルPC、U11の試作過程で作られたスケルトンモデルも展示された。

HTC端末(その1)
HTC端末(その2)
HTC端末(その3) 国内外で販売されたHTC端末を展示
スケルトンモデル HTC U11の試作過程で作られたスケルトンモデル

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