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» 2017年07月26日 15時13分 公開

UQ mobileが好調を維持――「格安SIM」の実効速度を比較(au回線&Y!mobile6月編)通信速度定点観測(2/2 ページ)

[田中聡,ITmedia]
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夕方:昼と同じくmineoとIIJmioが苦戦

 最後は6月27日(水)18時15分〜の結果を紹介する。夕方もmineo(Aプラン)とIIJmio(タイプA)は苦戦を強いられた。下り速度はmineoが0.65Mbps、IIJmioが1.16Mbps。昼よりはやや回復したとはいえ、少しつらい数字だ。

 UQ mobileは今回も10Mbps超えの11.67Mbps。計測した3回で全て10Mbpsを超えているのは「さすが」の一言。ちなみにLTE NETは13.9Mbps、Y!mobileは21.86MbpsでUQ mobileを上回った。

格安SIM

 上り速度は2〜4Mbpsでどのサービスも大きな差はなかった。

アイティメディア社内での測定結果(夕方)
計測開始時刻 下り平均(Mbps) 上り平均(Mbps)
mineo(Aプラン) 18:15 0.65 3.85
UQ mobile 18:22 11.67 3.89
IIJmio(タイプA) 18:28 1.16 2.63
au(LTE NET) 18:33 13.9 4.27
Y!mobile 18:38 21.86 3.29

まとめ:UQ mobile好調の傾向は変わらず

 普段計測している横浜よりも、千代田区の方が混雑するため、相対的には速度が下がっているが、MVNOの中ではUQ mobileが好調で、昼(と月によって夕方)にmineo(プランA)とIIJmio(タイプA)が苦戦するという傾向はここ数カ月変わらない。

 LTE NETとY!mobile、キャリアのネットワークをそのまま使っているため、安定して10Mbps以上の速度が出ている。特にY!mobileは最近は「格安SIM」として訴求されており、MVNOサービスと同じ土俵で比較されやすいため、このように速度が出ていることは、大きな強みになる。

 IIJmioとmineoについては中の人とお話をする機会が多く、ネットワークの増強についてはコストとのバランスをいかに取っていくかに苦慮している、という話をよく聞く。2社に限らず、他のMVNOも難しいかじ取りを迫られているが、時間帯によって速度が出にくいのは「デメリット」というより「仕様」と捉えた方がいいのかもしれない。

 6月のau系通信サービスとY!mobileの傾向は以下の通り。

  • UQ mobile……どの時間帯も安定して速い
  • mineo……午前中はまずまず
  • IIJmio……お昼が苦手
  • au(LTE NET)……どの時間帯も安定して速い
  • Y!mobile……どの時間帯も安定して速い

 今回の測定結果はあくまで参考データの1つとして役立てていただき、他のさまざまな情報も踏まえて、より良いMVNOを選んでほしい。

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