ITmedia Mobile編集部で発掘された、思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、ソフトバンクモバイル(現・ソフトバンク)のシャープ製ケータイ「FULLFACE 2 921SH」です。
921SHは、ディスプレイ面に物理キーを配さない「FULLFACEスタイル」ケータイの第2弾として登場しました。十字キーやソフトキーが全てメイン基板のある方に配置されています。キーをしまった状態状態での操作は、ディスプレイ下部のタッチセンサーを利用します。
先代の「913SH」では、キーをしまった状態でできる操作が「カメラ」「AV機能」限られていましたが、921SHではタッチセンサーの中央や四隅をタップすることで「決定」「クリア」操作、上下左右にスワイプすることでスクロール操作もできるようになりました。文字入力以外のほぼ全ての操作に対応したのです。
この機種には「モーションセンサー」も内蔵していました。本体を振ることでカメラやワンセグなどあらかじめ設定した機能を起動できるほか、本体を傾けると自動的に横画面表示に切り替えてくれる機能もありました。
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この他、3.2インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)の大画面・高解像度を生かし、ワンセグを視聴しながらWebやメールを利用できる2画面表示にも対応していました。
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