指紋センサーも! “ほぼ全部入り”になったAQUOSケータイ「SH-01A」(懐かしのケータイ)

» 2017年12月10日 10時00分 公開
[ITmedia]

 ITmedia Mobile編集部で発掘された、思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、NTTドコモのシャープ製ケータイ「docomo PRIME series SH-01A」です。

「SH-01A」(閉じた正面)
「SH-01A」(開いた正面 「docomo PRIME series SH-01A」

 SH-01Aは、ドコモでは4代目となる「AQUOSケータイ」で、それまでのサイクロイドスタイルを継承しつつ、800万画素のCCDカメラ、2008冬モデルのケータイで最大の3.3型フルワイドVGA液晶を搭載するなど、より高機能に進化した端末です。

 ドコモのAQUOSケータイは、これまで「SH906iTV」のように企画端末としてラインアップされていましたが、SH-01Aは“通常”ラインアップの1つとして登場しました。

 そのせいか、「iTV」シリーズのAQUOSケータイでは省かれてしまっていたGPSや国際ローミングにも対応したほか、iコンシェルやiウィジェットなど、当時のドコモの新サービスにも対応していました。

「SH-01A」(閉じた背面)
サイクロイドスタイル

 決定キー部分には、ドコモの富士通(現・富士通コネクテッドテクノロジーズ)製ケータイ以外では初めて指紋認証センサーを搭載。決定キーは「光TOUCH CRUISER」も兼ねていて、指でなぞってカーソル移動やページのスクロール操作が行えました。

 他キャリアを含め、AQUOSケータイとして初めて「逆ヒンジ」を採用したことも注目点です。ダイヤルキー側にヒンジが来るため、同じ3.3インチ液晶を搭載しているSH906iTVに比べ、高さが4mm短くなっています。

アウトカメラ回り
方向キー回り

「SH-01A」の主な仕様

  • 発売日:2008年11月20日
  • キャリア:NTTドコモ
  • メーカー:シャープ
  • サイズ:約50(幅)×111(高さ)×22(奥行き)mm
  • 重量:約145g
  • メインディスプレイ:3.3型(480×854ピクセル)NewモバイルASV液晶 1677万色
  • サブディスプレイ:31セグメント(24.4×9.2mm)LED 1色
  • アウトカメラ:有効約800万画素CCD
  • インカメラ:有効約11万画素CMOS
  • ボディーカラー:Blue、White、Pink、Black

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