思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、NTTドコモのResearch in Motion(RIM)製スマートフォン「BlackBerry Bold 9900」です。
QWERTYキーボードを備えたストレート型スマホの代表といえる「BlackBerry」。2012年に発売されたBlackBerry Bold 9900は、QWERTYキーボードに加えタッチパネル操作にも対応した製品です。
タッチパネルディスプレイの採用は、日本向けに販売されたBlackBerryでは初めてのことで、まさに待望の機能追加でした。
また、BlackBerryシリーズでは初めてとなる下り最大14Mbps、上り最大5.7MbpsのFOMAハイスピードに対応したほか、テザリングやエリアメール(緊急地震速報)、spモードにも対応していました。
OSは、前モデルの「BlackBerry Bold 9780」が搭載する「BlackBerry 6」から「BlackBerry 7.1」にバージョンアップ。描画性能の向上が図られていて、各種UIがスムーズに動作するほか、内蔵するWebブラウザでは「6」に比べ40%ほど高速化されていました。
なお、BlackBerry Bold 9900以降にドコモからBlackBerryシリーズの端末は発売されておらず、同製品がドコモ向けの最後のモデルとなっています。
タッチパネルとQWERTYキーを備えたBlackBerry最新モデル――「BlackBerry Bold 9900」
写真と動画で解説する「BlackBerry Bold 9900」
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