ドコモに「Galaxy S9」「Galaxy S9+」見参 可変絞りカメラを搭載して5月18日発売【写真追加】(1/2 ページ)

» 2018年05月16日 12時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 NTTドコモは5月18日、サムスン電子製Androidスマートフォン「Galaxy S9 SC-02K」「Galaxy S9+ SC-03K」を発売する。両機種ともにアウトカメラにF1.5とF2.4を切り替えられる「デュアルアパチャー」機能に対応しており、昼夜を問わずキレイな写真を撮影できることが特徴だ(SC-03Kは広角カメラのみ対応)。

【写真追加(21時50分):2ページ目に実機写真を追加しました】

Galaxy S9 SC-02K(左)とGalaxy S9+ SC-03K(右) Galaxy S9 SC-02K(左)とGalaxy S9+ SC-03K(右)

Galaxy S9 SC-02K

 SC-02Kは海外で3月16日(発売箇所の時間)から順次販売を開始した「Galaxy S9」のドコモ版。日本向けのカスタマイズとして、テレビチューナー(フルセグ・ワンセグ)とおサイフケータイ(モバイルFeliCa)を搭載している。また、ドコモネットワークへの最適化が行われており下り最大998Mbps(理論値)の通信に対応している。

 ボディーカラーはMidnight Black、Lilac Purple、Titanium Grayの3色。OSはAndroid 8.0をプリインストールする。

正面 Galaxy S9 SC-02K
背面 カラーはMidnight Black、Lilac Purple、Titanium Grayの3色

 プロセッサにはQualcommの「Snapdragon 845」(CPU部は2.8GHz 4コア+1.7GHz 4コア)を採用し、メインメモリは4GB、内蔵ストレージは64GBを備える。外部ストレージは最大400GBのmicroSDXCに対応する。内蔵バッテリーは3000mAhで、Qi(チー)規格に準拠する非接触充電にも対応する。

 ディスプレイはHDR(高ダイナミックレンジ)表示に対応するQHD+(1440×2960ピクセル、アスペクト比9:18.5)の5.8型Super AMOLED(有機EL)を搭載。Galaxy Sシリーズとして初めてステレオスピーカーも備えた。このスピーカーはAKGによる監修を経たものだ。音響面では「Dolby Atmos」にも対応している。

 先述の通り、アウトカメラには絞り可変機構を備えている。1220万画素のメモリ積層型デュアルピクセルセンサーを生かした「マルチフレームノイズリダクション機能(暗所ノイズ低減機能)」や960fps(フレーム/秒)の「スーパースローモーション撮影」にも対応した。スーパースローモーション撮影では、指定した範囲内に被写体が入ると自動的にスローモーションにする機能も備えた。

 インカメラは800万画素センサーとF1.7レンズの組みあわせ。オリジナルアバターを作成する「AR絵文字」機能に対応している。

 セキュリティ面では、虹彩認証と顔認証を組み合わせてセキュリティを強化する「インテリジェントスキャン」に対応。指紋認証も引き続き利用できる。

「Galaxy S9 SC-02K」の主な仕様
機種名 Galaxy S9 SC-02K
メーカー サムスン電子
OS Android 8.0
プロセッサ Qualcomm Snapdragon 845/2.8GHz 4コア+1.8GHz 4コア
メインメモリ 4GB
内蔵ストレージ 64GB
外部ストレージ microSDXC(最大400GB)
ディスプレイ 5.8型Super AMOLEDディスプレイ(Infinity Display)
解像度 1440×2960ピクセル
バッテリー容量 3000mAh(ユーザー交換不可)
連続待受時間 約390時間(LTE)/約400時間(W-CDMA)/約340時間(GSM)
連続通話時間 約1170分(LTE)/約1040分(W-CDMA)/約690分(GSM)
アウトカメラ 有効約1220万画素メモリ積層型CMOS
インカメラ 有効約800万画素CMOS
ボディーカラー Midnight Black、Lilac Purple、Titanium Gray
サイズ 約69(幅)×148(高さ)×8.5(奥行き)mm
重量 約161g

Galaxy S9+ SC-03K

 SC-03Kは「Galaxy S9+」のドコモ向けバージョン。ボディーカラーはMidnight BlackとTitanium Grayの2色を用意している。

正面 Galaxy S9+ SC-03K
背面 カラーはMidnight BlackとTitanium Grayの2色

 SCV38と比べると、ディスプレイは6.2型に大型化され、メインメモリは6GB、バッテリー容量は3500mAhに増強されている。

 アウトカメラは絞り可変機構を備えた1220万画素のメモリ積層型デュアルピクセルセンサー(広角カメラ)に加えて、1220万画素センサーを備える望遠カメラを搭載している。デュアルカメラを生かした「ライブフォーカス撮影」にも対応している。背景に光源が点で存在している場合、その光源にエフェクトをかける機能も備えた。

 その他、主な仕様はSC-02Kと同様だ。

「Galaxy S9 SC-03K」の主な仕様
機種名 Galaxy S9+ SC-03K
メーカー サムスン電子
OS Android 8.0
プロセッサ Qualcomm Snapdragon 845/2.8GHz 4コア+1.8GHz 4コア
メインメモリ 6GB
内蔵ストレージ 64GB
外部ストレージ microSDXC(最大400GB)
ディスプレイ 6.2型Super AMOLEDディスプレイ(Infinity Display)
解像度 1440×2960ピクセル
バッテリー容量 3500mAh(ユーザー交換不可)
連続待受時間 約400時間(LTE)/約450時間(W-CDMA)/約370時間(GSM)
連続通話時間 約1310分(LTE)/約1170分/約780分
アウトカメラ 有効約1220万画素メモリ積層型CMOS(広角)+有効約1220万画素CMOS(望遠)
インカメラ 有効約800万画素CMOS
ボディーカラー Midnight Black、Titanium Gray
サイズ 約74(幅)×158(高さ)×8.5(奥行き)mm
重量 約187g

発売記念キャンペーン

 両機種の発売を記念して、発売日から6月30日までに両機種を購入したユーザーに「dポイント」を5000ポイントプレゼントする。

 プレゼントをもらうには、別途専用サイトで7月8日までに申し込む必要がある。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年11月12日 更新
  1. なぜ? DMMが格安SIM事業に再参入 povo、IIJと組んだ「DMMモバイルPlus」の狙いを聞く (2025年11月11日)
  2. ニトリの5990円「スマートウォッチ バルカ」を試す 1日以上持つバッテリー、健康管理機能は“お値段以上”か (2025年11月11日)
  3. 「Suicaのペンギン」が2026年度末で“卒業” サーバ保存式のプリペイドコード決済(最大30万円)の導入に伴いイメージを刷新 (2025年11月11日)
  4. 「楽天ゴールドカード」と「楽天プレミアムカード」どちらを選ぶ? 特典の違いを比較してみた (2025年11月10日)
  5. 中古で人気の「iPhone 13」は今でも“使える”のか? 性能面で不満はないが、注意点も (2025年08月17日)
  6. 139製品が最大51%オフの「Xiaomi ブラックフライデー 2025」開催 「Xiaomi 15 Ultra」「POCO F7」もお得に (2025年11月11日)
  7. 【ニトリ】7990円のスマートウォッチ HDディスプレイ搭載で血中酸素も測定できる (2025年09月06日)
  8. ドコモの「iPhone 17(256GB)」が2年間1万台に MNPと「いつでもカエドキプログラム」適用で【スマホお得情報】 (2025年11月10日)
  9. あなたの街の「スマホ決済」キャンペーンまとめ【2025年11月版】〜PayPay、d払い、au PAY、楽天ペイ (2025年11月11日)
  10. 「古いiPhoneでLINE使えなくなる」ポスターに批判殺到 掲示元の「ノジマ」に意図を聞いた (2025年11月08日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー