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» 2018年07月04日 16時00分 公開

荻窪圭のiPhoneカメラ講座:新バージョンの実力は? レンズ交換式iPhoneケース「ShiftCam 2.0」を試す (2/4)

[荻窪圭,ITmedia]

6つのレンズを撮り比べてみよう

 レンズユニットの構成は、先代と同じ。

 メインカメラ側のレンズは「広角」「魚眼」「マクロ(10倍)」の3つ。望遠カメラ側はは「望遠(2倍)」×2と「マクロ(20倍)」の3つだが、2つの望遠レンズは同じものなので、レンズは実質5枚、ということになる。

 では実際の写りの違いを見ていこう。

素の状態(iPhone Xのレンズ)

元のカメラを出す

 素の状態、つまりiPhone Xのメインカメラと望遠カメラそのものの写真をまず見てみる。これを基準に観ていくべし。

メインカメラ 素のメインカメラで撮った写真
望遠カメラ 素の望遠カメラで撮った写真

1段目のレンズ(広角×望遠)

 レンズを1段スライドすると「広角×望遠」の組みあわせになる。

1段目

 メインカメラ側は広角レンズ。画角が120度(35mmフィルム換算で12mm相当くらい)になる。望遠カメラ側は望遠レンズ。レンズの倍率は2倍なので、104mm相当くらいだ。

メインカメラ×広角レンズ メインカメラ×広角レンズで撮影。より広角になり、広い範囲が写る
メインカメラ×望遠レンズ メインカメラ×望遠レンズで撮影。素の状態よりも望遠になっていることが分かると思う

 このように、メインカメラはより広角に、望遠カメラはより望遠に写せる。

2段目のレンズ(魚眼×望遠)

 レンズをさらにスライドすると、「魚眼×望遠」の組みあわせになる。

2段目 端っこのレンズがはみでるのがまたよい

 メインカメラ側は魚眼レンズ。望遠カメラ側は1段目と全く同じ望遠レンズで、ここはちょっと残念。

メインカメラ×魚眼レンズ メインカメラ×魚眼レンズで撮影

 作例を見れば分かる通り、魚眼レンズは「円形魚眼」。だが上下が少しはみ出てしまうのが残念。「対角魚眼」でも良かった気はする。

 望遠側は先ほどと同じなので、作例は割愛。

3段目のレンズ(マクロ×マクロ)

 3段目のレンズは、2枚とも「マクロ」。メインカメラ側が10倍、望遠カメラ側が20倍っていう倍率設定になっている。

3段目 3段目まで来ると飛び出し具合がすごい

 マクロレンズにすると、至近距離にしかピントが合わなくなる。そこで、1段目・2段目とは別の作例を用意してみた。

 今はなき20フランの硬貨(フランスは「ユーロ」になっちゃったからね)。2種類の金属を使ってるとことモンサンミッシェルがポイント。

メインカメラ×マクロレンズ メインカメラ×マクロレンズ(10倍)で撮影。ここまで大きく寄れる
望遠カメラ×マクロレンズ 望遠カメラ×マクロレンズ(20倍)で撮影。メインカメラ側よりもさらに寄れる

 かなり近づけないとピントが合わないので、ちょっと使いこなしにはコツが必要。また、望遠カメラ側のマクロレンズは、レンズと被写体の距離をわずかしか取れないので、光をどう入れるかが難しい。

 なおiPhoneの標準カメラアプリは「暗い場所や被写体が近すぎると、2x(望遠)でもメインカメラを使う」という仕様になっている。確実に望遠カメラ側のマクロレンズで撮影したい場合は、使うカメラを手動で指定できるサードパーティ製のカメラアプリを用意しよう。

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