ドコモが「ケータイ補償サービス」を拡充 加入者の修理代金上限が3000円に(iPhone・iPadを除く)

» 2018年10月01日 15時15分 公開
[井上翔ITmedia]

 NTTドコモは10月1日、「ケータイ補償サービス」(月額330〜500円)と「ケータイ補償サービス for iPhone & iPad」(月額500〜750円)のサービスを拡充した。月額料金に変更はない。

(記事中の価格は全て税別)

概要.サービス拡充の概要

ケータイ補償サービス

 ドコモが発売するAndroidスマートフォン・タブレットやspモードケータイを対象とする「ケータイ補償サービス」では、故障修理時のサポートが拡充される。

「修理代金サポート」の上限金額を値下げ

 保証範囲外の故障(外装交換を含む)が発生した際に修理代金の一部をドコモが負担する「修理代金サポート」については、修理代金(自己負担金)の上限を「5000円」から「3000円」に値下げする。

 なお、保証範囲外の故障時の本来の修理代金は、機種や故障箇所によって変動するが、おおむね2000円〜7万円の範囲となっている。

修理に関するサポート期間を延長

 従来、ケータイ補償サービスの修理に関するサポート期間は以下のようになっていた。

  • 保証範囲内の無償修理:購入から3年間(未加入時は購入から1年間)
  • 修理代金サポート:購入から3年間(2014年夏モデルまで)/修理受付終了まで(2014年冬モデル以降)

 今回の改定では、保証範囲内の無償修理期間と、2014年夏モデルまでの修理代金サポート適用期間を「修理受付終了まで」に延長する。

修理代金 「ケータイ補償サービス」加入時の故障修理代金(10月1日から)

ケータイ補償サービス for iPhone & iPad

 ドコモが販売するiPhoneやiPadを対象とする「ケータイ補償サービス for iPhone & iPad」では、故障・破損した端末からデータを取り出す「ケータイデータ復旧サービス」の利用代金の割り引きを新たに提供する。

 通常、ケータイデータ復旧サービスの利用料金は「1回8000円」だが、今回の改定でケータイ補償サービス for iPhone & iPad加入者については「1回1000円」で利用できるようになる。

 なお、ケータイデータ復旧サービスの割り引きは、ケータイ補償サービス加入者向けには既に提供されている(月額330円・500円対象の機種では「1回1000円」、月額380円対象の機種では「1回2000円」)。

ケータイデータ復旧サービス ケータイデータ復旧サービスの料金一覧(10月1日から)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月06日 更新
  1. NHK受信料の“督促強化”に不満や疑問の声 「訪問時のマナーは担当者に指導」と広報 (2025年12月05日)
  2. 飲食店でのスマホ注文に物議、LINEの連携必須に批判も 「客のリソースにただ乗りしないでほしい」 (2025年12月04日)
  3. 「スマホ新法」施行前にKDDIが“重要案内” 「Webブラウザ」と「検索」選択の具体手順を公開 (2025年12月04日)
  4. 「健康保険証で良いじゃないですか」──政治家ポストにマイナ保険証派が“猛反論”した理由 (2025年12月06日)
  5. 楽天の2年間データ使い放題「バラマキ端末」を入手――楽天モバイル、年内1000万契約達成は確実か (2025年11月30日)
  6. 三つ折りスマホ「Galaxy Z TriFold」の実機を触ってみた 開けば10型タブレット、価格は約38万円 (2025年12月04日)
  7. ドコモが「dアカウント」のパスワードレス認証を「パスキー」に統一 2026年5月めどに (2025年12月05日)
  8. 楽天ペイと楽天ポイントのキャンペーンまとめ【12月3日最新版】 1万〜3万ポイント還元のお得な施策あり (2025年12月03日)
  9. ドコモも一本化する認証方式「パスキー」 証券口座乗っ取りで普及加速も、混乱するユーザー体験を統一できるか (2025年12月06日)
  10. 「楽天ポイント」と「楽天キャッシュ」は何が違う? 使い分けのポイントを解説 (2025年12月03日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー