大手キャリアのスマートフォンを利用している場合、故障したら取りあえずキャリアショップに持ち込めばよいが、iPhoneの場合はAppleストアでの対応となる。ここでは、短期集中連載として、iPhoneが壊れたときの対応について紹介する。まずは故障時の連絡先を確認しておきたい。
今回確認の対象としているiPhoneはSIMロックフリー版のほか、キャリア版(ドコモ、au、ソフトバンクで販売している)のiPhone。並べると、以下の5種類となる。
ドコモ版iPhoneでは一般の携帯電話の問い合わせ先と同じく、「ドコモインフォメーションセンター」でサポートを受け付けている。
ただし修理の場合は、Appleへ電話かWebサイトからの手続きを行い、配送修理や持ち込み修理となる。持ち込み修理の場合はAppleストアや正規サービスプロバイダーを利用する。
ただ、「ケータイ補償サービス for iPhone&iPad」に加入している場合は、専用の交換受付電話番号へ連絡でき、リフレッシュ品と交換できる。
au版iPhoneではau公式サイト上に、iPhone用の故障・修理ページで「AppleCareサポート」という不具合、修理の受付電話番号が記載されているが、この番号はSIMロックフリー版iPhoneのサポートと同じもの。
なお、auには「iPhone テクニカルサポート」もあり、こちらでも故障の際、連絡が可能。iPhone関連の操作等全般のサポートも行っている。
配送修理の場合はそのまま電話で、持ち込み修理はドコモと同じくAppleストアと正規プロバイダーサービスを利用する。ただしau版iPhoneの場合、au直営ショップの「au新宿」でも修理が可能。こちらも予約ページがある。
ソフトバンク版iPhoneは公式サイト上にiPhoneの故障・破損のページがある。詳細はAppleへのサポートを促しているものの、サポートの内容や流れがまとめられている。
またソフトバンクにも「iPhoneテクニカルサポート」として、電話連絡先がある。故障時以外にも紛失時や料金確認、操作全般のサポートを行っている。
修理の場合も他と同じくAppleへ連絡し配送修理とするか、Appleストア、正規サービスプロバイダーへ持ち込む必要がある。さらに、ソフトバンクショップの「ソフトバンク表参道」「ソフトバンクグランフロント大阪」でも持ち込み修理を受け付けている。Webサイトから予約可能だ。
Y!mobileのiPhone 5sも故障時はAppleへ連絡、配送修理か、Appleストア、正規サービスプロバイダーへ持ち込む形。ただし「故障交換サービス」を利用する場合はY!mobileショップへ申し込む必要がある。
SIMロックフリー版iPhoneの場合、iPhoneが故障した場合はAppleのサポートへ電話をするか、チャットでその旨を伝えよう。Webサイトで該当するメニューを選んでいくと連絡先が表示される。
その後、配送修理(集荷も行う)や持ち込み修理、となる。また補償サービスの「AppleCare+」に加入している場合は「交換」も可能だ。
「持ち込み修理」の場合は、近くのAppleストア(Genius Bar)やAppleの正規サービスプロバイダーを探す。上記のURLから進めていくと店舗の検索、予約まで可能だ。
なお、近所の持ち込み修理店舗を検索したい場合は、「場所を検索」の「サービス」からも可能だ。主に「カメラのキタムラ」「ビックカメラ」、Apple製品の修理専門店「クイックガレージ」などが該当する。
この手順はキャリアのiPhoneでも基本的に同じ。「修理」となった場合はAppleの配送修理か、持ち込み修理となる。ただし故障=修理とは限らない。設定やインターネット接続等、ハードウェア以外の問題かもしれないので、まずはサポートに相談するのがいいだろう。
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