広く普及しつつある「格安スマホ」。その多くはSIMロックフリーのスマートフォンだ。安く、高性能で個性的な機種も多いが、悩まされるのがアフターサポート。大手キャリアの端末なら各社に連絡すれば、どのメーカーのスマホでもサポートしてもらえたが、SIMロックフリースマホはメーカーに連絡しないといけないことが多い。
そこで、短期集中連載として、AndroidのSIMロックスマホを提供している主要メーカーの対応を紹介する。今回は「連絡先」「相談先」について。記事で紹介している価格は税別で、2017年2月下旬時点のもの。
今回故障時の対応を確認したのは、SIMロックフリーのスマホでおなじみのメーカーや販売元である以下の9社。括弧内は各社の主なスマートフォン。
ここでは日本国内で購入した前提でサポート内容を確認している。中古品、並行輸入品、海外で購入したスマホについては、サポートの対象外になることが多いので注意してほしい。
今回確認した9社全てがコールセンターやカスタマー、サポートセンターに電話をすることで、対応してもらえる。Webサイトや購入したスマホの取扱説明書や保証書等に連絡先の電話番号が記載されている。
連絡先は、以下のWebサイトを参照してほしい。
この中で注意したいのが「gooのスマホ」。gooのスマホは機種ごとに開発メーカーが違うため、問い合わせ先もシャープやZTE、クロスリンク、コヴィアと異なる。詳しくは各機種の保証書等を確認してほしい。また、MVNOと組み合わせて購入した機種に関しては、問い合わせ先が違う場合がある。
電話以外の対応として、HuaweiとASUSはメールとチャット、FREETELはメール、ZTEは専用Webページ、gooのスマホも一部機種のメーカーでメールから連絡ができる。
直接持ち込みが可能なメーカーもある。Huaweiは東京 銀座の「ファーウェイカスタマーサービスセンター(東京都中央区銀座5丁目1番 銀座ファイブ)」で持ち込みを受け付ける。また、2月22日には大阪府 梅田(大阪府大阪市北区梅田1-2-2 大阪駅前第二ビル1階)にもカスタマーサービスセンターをオープンした。
ASUSは東京・神田の「ASUSフラッグシップ・ストア(東京都千代田区外神田1-11-3 ツクモ DOS/Vパソコン館 1F)」に持ち込める。また購入後14日以内であれば販売元で交換してくれる。
Motorolaは購入から7日以内の初期不良と考えられるスマホなら、購入した店舗に持ち込んで相談できる。TCLコミュニケーションのスマホも購入した家電量販店に持ち込みが可能だ。ただし販売店はそれぞれ会社も規模も異なるため、各店舗で対応方法が異なる場合がある。持ち込み可能でも、店舗で即解決できるとは限らないことに留意してほしい。
次回は代替機の有無や、修理費用、期間などを紹介する。
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