Appleが、「iOS 12.1」の配信を開始する。提供時期について同社は10月30日と説明しているが、31日の午前2時時点で配信は来ていない。恐らく10月30日は米国時間で、日本では31日に配信が始まるものとみられる。
iOS 12.1では、最大32人のユーザーとFaceTimeで通話ができる「グループFaceTime」に対応する。現在どのメンバーが話しているかが分かるよう、話者の顔を目立つよう表示したり、アニ文字やミー文字を自分のアイコンとして使ったりできる。グループメッセージのチャットから直接グループFaceTimeを始めることもできる。
iPhoneとiPadでは新たに70種類の絵文字が使えるようになる。赤毛、白髪、巻き毛の新キャラクター、髪のない人々、顔文字のスマイリー、動物、スポーツ、食べ物などの新絵文字が追加される。
iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XRでは、被写体の背景をぼかせる「ポートレートモード」で撮影した写真の被写界深度を、これまでの撮影後に加え、撮影前にリアルタイムで調整可能になる。リアルタイムの深度コントロールは、アウトカメラだけでなく、前面のTrueDepthカメラでも行える。
同じくiPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XRでは、iOS 12.1にアップデートすると、nanoSIMに加えて、eSIMも利用できるようになる。日本でのeSIMは、ソフトバンクが対応を表明しているが、利用時期については未定。eSIMに対応している通信キャリアは、AppleのWebサイトから確認できる。
iOS 12.1は、日本時間で10月31日の明け方から配信されている。幾つかの不具合修正や、新たな機能追加が行われることも分かった。主な内容は、以下の通り。
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