2018年のモバイル業界を振り返る(1月編):「ドコモ光」セット割が値引き額拡大/「d払い」は誰のためのサービス?Mobile Monthly Top10

» 2018年12月17日 17時25分 公開
[井上翔ITmedia]

 2018年も残すところあとわずか。そこで、ITmedia Mobileの月間アクセスランキングを集計しつつ、1年を振り返ってみようと思います。

 まずは、1月のランキングから。

筆者の割引状況 「ドコモ光」のマンションタイプを契約している筆者の場合、割引額アップ

 1月のアクセス第1位は「『ドコモ光セット割』を改定 ウルトラパックとの組み合わせで最大3500円引き」でした。

 この記事で紹介しているのは、NTTドコモの光インターネットサービス「ドコモ光」の割引の増額。筆者はドコモ光のマンションタイプを契約しているのですが、この増額をきっかけに「シェアパック10」から「ウルトラシェアパック30」へのプラン変更を決意しました(1人で家族ですが)。

 シェアパックの変更前、筆者はちょくちょく容量超過していましたが、変更後は容量が足りずに困ることはなくなりました。これで、余った容量(翌月繰り越し分)から容量を消費するようになればベターなのですが……。

d払い 大手キャリアのコード決済の走りとなった「d払い」

 第3位の「ドコモの『d払い』は誰に向けたサービスなのか?」は、4月からサービスを開始したNTTドコモの「d払い」について解説した記事です。

 d払いは、大手キャリアが手がけるコード決済サービスの「先駆け」で、ドコモの携帯電話を契約していれば通信料金と一括で代金を後払いできるというメリットがあります(※)が、ドコモが従来推進してきた「おサイフケータイ」と比べると、アプリを都度起動しなければいけないというデメリットもあります。

 おサイフケータイに慣れすぎたせいか、アプリをいちいちタップするのが面倒で、筆者はコード決済をあまり使っていません。この記事でも指摘のある通り、おサイフケータイはセットアップが面倒で、機種変更の手続きも不便なのですが、一度セットアップをしてしまえばアプリを起動しなくても使えます。

 「最初は楽、途中がやや面倒」を取るか「最初が面倒、後は楽」を取るかはユーザー次第だと思うのですが、どちらが受け入れられるのでしょうか……? ちなみに、欧米ではNFCを利用した非接触決済、アジア圏ではコード決済が主流になりそうな状況です。

※ 通信料金との一括請求の場合は、d払い(Web決済)・ドコモ払いと合わせて月間最大10万円まで利用できます(契約者によって異なる)

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