MMD研究所は、3月20日に「2019年3月格安SIM・格安スマホ通信速度調査」の結果を発表した。
調査端末は「HUAWEI P20 lite」で統一し、計測には調査アプリの「Ookla Speedtest.net」、WebとYouTubeのLoading Timeが計測できる「4Gmark」の2つを使用。調査期間は3月7日〜3月11日の平日3日間で、東京、名古屋、大阪の主要駅で各駅1カ所ずつ9時〜10時、12時〜13時、17時〜18時の3つの時間帯に各3回計測を実施した。
調査対象のサービスは「2019年3月格安SIMサービスの利用動向調査」で分かった、メインで利用している格安SIM上位8サービスと、Y!mobileを加えた以下の通り。
主要3都市(東京・名古屋・大阪)でのダウンロード速度を箱ひげ図で見ていくと、中央値が高かったのは、UQ mobileの23.4Mbps、次いでY!mobileの20.8Mbps、mineo(au回線)の11.2 Mbps。昼12時〜13時の時間帯でもUQ mobileが32.8Mbpsと最も早く、次いでY!mobileの26.5Mbps、BIGLOBEモバイル(au回線)の2.3Mbpsとなった。
一方、全日全時間帯の平均値の速度結果は、ダウンロード速度はUQ mobileの31.8Mbpsで最も速く、次いでmineo(au回線)の23.6Mbps 、Y!mobileの23.3Mbpsとなる。
4Gmarkで計測したYouTubeのloading Time平均値は、UQ mobileが3.1秒と最も短く、次いでY!mobileが4.1秒、BIGLOBEモバイル(au回線)とイオンモバイル(NTTドコモ回線)が8.6秒と続いた。また、Webのloading TimeはY!mobileとUQ mobileが2.7秒と最も短く、次いで、わずかな差でBIGLOBEモバイル(au回線)が2.8秒、LINEモバイル(ソフトバンク回線)が3.2秒となった。
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