もちろん、このケースは自撮り以外でも役に立つ。
わたしが手に持ち、対面の彼女を上から撮ってみた。
上から撮ったり下から撮ったり、届かない所に近づいて撮ったりと、撮影アングルを広げるのにちょうど良いのだ。
真上から撮りたいときも便利。こんな感じで使う。
入れない場所にある桜も、手を伸ばして上から撮れる。今回は芝生の養生のために立ち入れなかった場所でこいつを使って撮影してみた次第。
ハイアングルで動画を撮りながら歩いても楽しい。
つまるところ、自撮りのみならず、撮影の幅が広がるアイテムなのである。
「じゃあ普通の自撮り棒でいいじゃん!」という話が出てくるんだが、あれ、iPhoneを取り付けるのが面倒じゃない?
その点、このケースを着けておけば、撮りたいときにサッと伸ばすだけでよくて、撮り終わったらまたススっと縮めてたたむだけなので、準備と撤収が瞬時にできてめちゃ楽なのである。
さらに、まあこれはおまけみたいなものだけれど、スタンドとしても使える。角度をうまく調整すれば、簡易三脚的にも使えるのだ。
ちょっと重くて分厚くなるけれど、面白いのでいろんな撮影を楽しみたい人はそれで使っても良いし、製品自体は薄いので、バッグのすき間に入れておいて必要な時に装着しても良い(こっちが普通の自撮り棒の使い方だ)。
どう使うにせよ、たぶん写真を見て想像するよりは役に立つと思う。あれこれ遊んでみてそう感じた。
自撮りはあまりしないって人でも人とは違ったアングルで写真や動画を撮りたい人なら手にしてみる価値あり。
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