子どもにおすすめのケータイとスマートフォン+覚えておきたい設定まとめ(2/3 ページ)

» 2019年04月04日 06時00分 公開
[井上晃ITmedia]

小学校高学年から中学生にオススメのスマホは?

 中学生から高校生に関して、親が子どもにスマートフォンを持たせてもよいと思うきっかけは、「学校へ入学した」や「クラブ活動などで帰りが遅くなった」「周りの子どもがスマートフォンを持つようになった」などが多いという(MMD研究所の「親と高校生のスマートフォン利用に関する意識調査」より)。

 こうした背景を鑑みても、小学校高学年以上の場合には、家族間と友人間とのコミュニケーションを想定して、多くのアプリが利用できるスマートフォンを持たせる方が自然だろう。キャリアのみまもりサービスは、スマートフォンでも使用できることが多いので、子どもの動きを把握したいという保護者側の要望も満たせる。

AQUOS sense2 シャープの「AQUOS sense2」(写真=左)はドコモとauから、京セラの「Qua phone QZ」(写真=右)はauから販売されている

 ただし、子どもがアクティブに駆け回ったり、不意に端末を落としたりすることもあるだろう。保護者が利用する際よりも、端末の破損リスクが高いと仮定し、丈夫な端末やケース、フィルムを選んでおきたい。iPhoneなら保護者のおさがりを渡して、丈夫な保護ケースと合わせて使うのも手だ。Androidならシャープの「AQUOS sense2」や京セラの「Qua Phone QZ」など、3万円程度と比較的安くて耐久性の高いモデルが狙い目だ。

子どもの使いすぎを防ぐために覚えておきたい設定

 子どもにスマートフォンを持たせる場合、依存的に使い過ぎるリスクや、保護者の望まない不適切な利用につながるのでは、という心配も出てくる。そのため、ペアレンタルコントロールの設定や、フィルタリング機能を活用して適切な制限を設けることが重要だ。こうした設定を施すことで、スマートフォンのリスクを最小限にしつつ、安心して子どもに持たせられるようになる。

 これらの機能は、OS(プラットフォーム)、端末(メーカー)、サービス(通信キャリア)で多元的に提供されている。どれを使えばいいかという決まりはないので、導入しやすく、必要な機能がそろっている、と感じられるものを選ぶとよいだろう。 

スクリーンタイム iOSの「スクリーンタイム」(写真=左)と、Androidの「Googleファミリーリンク」(写真=右)

 まず、OSで利用できる機能をチェックしたい。そもそもApple IDやGoogleアカウントは13歳以上でないと作成できないため、保護者が子ども用のアカウントを作成し、保護者のアカウントとひも付けて管理することになる。この際、iOSなら「スクリーンタイム」機能、Androidなら「ファミリーリンク」アプリを通じて、子どものスマートフォン利用を管理する。例えばスクリーンタイムでは「YouTubeを含むエンタメ系アプリの利用時間は1日1時間まで」といった設定をカスタマイズできる。

 また、SIMロックフリーのAndroidスマートフォンの中には、端末オリジナルのペアレンタルコントロール機能を搭載している機種も存在する。例えば、ASUSのZenFoneシリーズでは「キッズモード」が利用でき、同じく使用できるアプリや利用時間の設定などが行える。

あんしんフィルター NTTドコモが提供する「あんしんフィルター for docomo」

 2018年2月に改正された「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」により、キャリアはフィルタリング機能の説明と、加入を勧めることが義務付けられている。ドコモ、au、ソフトバンク、Y!mobile、UQ mobileでは「安心フィルター」という統一名称でフィルタリングサービスが提供されており、これらを無料で利用できる。例えば、ドコモが提供する「あんしんフィルター for docomo」では、「小学生」や「中学生」といった学齢を指定するだけで、必要な制限レベルが適用され、必要に応じてカスタマイズが行える。

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