引っ越しをきっかけに期せず「ブロードバンド難民」となった筆者。今まで通りにネットを使うと、スマートフォンやタブレットの通信容量がいくらあっても足りないため、端末やアプリの設定を見直してデータ通信容量を節約することにしました。
この記事では、スマホやタブレットのアプリストアの設定を見直します。「ギガ」(容量)不足に悩む皆さんの参考になると幸いです。
この記事は、メールマガジン「ITmedia デジタルライフスタイル通信」の3月15日、3月29日、4月5日配信分に掲載したコラムをもとに執筆しています。デジタルライフスタイル通信の購読は、以下のリンクから。
スマホやタブレットのアプリは、リッチ化(機能の充実)に伴い容量が大きくなる傾向にあります。最近では「差分アップデート」(※)にも対応していますが、それでも更新内容が多岐に渡ると更新だけで数十〜数百MBの通信が発生することもあります。
※ アプリで変更・修正があった部分のデータだけを配信する仕組み
自宅に光インターネットがあることもあり、モバイル通信中も含めて自動更新を有効にしていたのですが、テザリングで自動更新をしてしまって容量を一気に消費する事件が発生したため、Wi-Fi利用中も含めて自動更新を無効とすることにしました。
今回はAndroid端末とiOS端末(iPhoneなど)におけるアプリの自動更新の抑制方法をご紹介します。
Android端末のアプリは、通常「Google Play」経由で配信されます。Google Playアプリによる自動更新を抑制する手順は以下の通りです。
自動更新を無効にした場合は、アプリは手動で行うことになります。手動更新の手順は以下の通りです。公衆Wi-Fi(無線LAN)スポットなど、容量を気にせず通信できる場所に来たら忘れず更新をするようにしましょう。
Android端末の場合、機種によってはメーカーやキャリアが独自のストアアプリ(アプリ配信基盤)を用意していることがあります。例えばNTTドコモの「Galaxy Note9 SC-01L」の場合、Google Playとは別にサムスン電子(メーカー)独自の「Galaxy Store」とドコモ独自の「ドコモアプリ管理(docomo Application Manager)」がストアアプリとして存在します。
Google Play以外にもストアアプリを備える機種では、Google Play以外のアプリの自動更新設定も必ず確認しておきましょう。
iOS端末のアプリは、通常「App Store」経由で配信されます。App Storeアプリによる自動更新を抑制する手順は以下の通りです。
自動更新を無効にした場合は、アプリは手動で行うことになります。手動更新の手順は以下の通りです。公衆Wi-Fi(無線LAN)スポットなど、容量を気にせず通信できる場所に来たら忘れず更新をするようにしましょう。
動画、アプリとくれば次は「SNS」です。次回は、SNSアプリにおける通信量節約術をお伝えします。
お楽しみに!
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