約7割が中古端末に「抵抗がある」 フリマアプリ「ラクマ」の調査

» 2019年04月22日 18時37分 公開

 楽天が運営するフリマアプリ「ラクマ」は、4月22日にサービス利用者1万6660人を対象とした携帯端末購入に関するアンケートの結果を発表した。

Photo

 携帯端末の購入時に重要視する項目を複数回答で聞いたところ、1位が「価格の安さ」(88%)、2位が「機能の充実」(85%)、3位が「デザイン」(57%)、4位が「機種・モデルの新しさ」(55%)となり、最新機種よりもコストパフォーマンスを重視する傾向があった。一方「その他」(8%)の選択理由で「iPhoneであること」を挙げるユーザーも多く、iPhone人気の高さも伺えた。

Photo

 続いて中古携帯端末の購入経験者(2387人)に対し、中古の携帯端末をどのような用途で購入したのか複数回答で聞いた。最も多い回答は「自身の携帯端末買い替えのため」(48%)で、次いで「自身や家族の2台目の携帯として」(28%)、「家族の携帯端末買い替えのため」(8%)となった。「その他」には「故障機の代替用」「予備」「Wi-Fi接続用」といった内容が見られ、「初めて使うメーカー機種の、操作性が自分に向いているか確認するため」といった意見もあった。

Photo

 中古の携帯端末に抵抗があるか聞いたところ、回答者全体の72%が「やや抵抗がある」または「かなり抵抗がある」と回答。その理由を自由回答で質問すると「機能の劣化等が気になる」「セキュリティが不安」「他人が使用した物は使いたくない」が多く、「かなり抵抗がある」は10代が23%に対し70代では43%と、年代が上がるにつれて割合が高くなる傾向が見られた。

Photo

 中古携帯端末を購入した際の満足度については、「大変満足」と「満足」を合わせた回答が7割に。自由回答では「価格に対して性能に満足している」「安く手に入り問題なく使えた」などコストパフォーマンスに関する回答が集まった。同様に、次に携帯端末を購入する際に再度中古端末を購入するか聞いたところ、42%が「購入したい」と回答。「次は新品を購入したい」という回答は17%にとどまり、「まだ分からない」も41%となった。自由回答では「その時の経済状況や端末の性能にもよるので」など、中古・新品問わず機能面と価格を考慮したコストパフォーマンスを重視する傾向が見られた。

Photo
Photo

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月05日 更新
  1. 飲食店でのスマホ注文に物議、LINEの連携必須に批判も 「客のリソースにただ乗りしないでほしい」 (2025年12月04日)
  2. 「楽天ポイント」と「楽天キャッシュ」は何が違う? 使い分けのポイントを解説 (2025年12月03日)
  3. 楽天ペイと楽天ポイントのキャンペーンまとめ【12月3日最新版】 1万〜3万ポイント還元のお得な施策あり (2025年12月03日)
  4. 三つ折りスマホ「Galaxy Z TriFold」の実機を触ってみた 開けば10型タブレット、価格は約38万円 (2025年12月04日)
  5. 「スマホ新法」施行前にKDDIが“重要案内” 「Webブラウザ」と「検索」選択の具体手順を公開 (2025年12月04日)
  6. サイゼリヤの“注文アプリ”が賛否を呼ぶ理由──「使いやすい」「紙メニュー前提」など多様な意見 (2025年11月23日)
  7. 楽天の2年間データ使い放題「バラマキ端末」を入手――楽天モバイル、年内1000万契約達成は確実か (2025年11月30日)
  8. Z世代で“友人のInstagramアカウント乗っ取り”が流行? いたずらで済まない不正アクセス禁止法違反 保護者が注意すべきこと (2025年12月04日)
  9. NTT系初の耳をふさがない集音器「cocoe Ear」発表 補聴器でない理由、AirPods Proとの違いは? (2025年12月03日)
  10. Googleで最も検索されたワードは何? 2025年のランキング発表 (2025年12月04日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー