ソニーモバイルコミュニケーションズのスマートフォン「Xperia 1」のカメラで撮影をすると、緑色の画像が保存される不具合が確認された。筆者はau版の「Xperia 1 SOV40」を発売日の6月14日に購入して使っているが、23日までに200枚ほど撮影したところ、7枚が緑色の画像として保存されてしまった。
この不具合は、現在は解消されている。KDDIは6月20日にXperia 1のソフトウェアアップデートを実施し、「カメラの撮影画面がカクつくことがある」「カメラで撮影した画像が緑色の画像になることがある」事象を改善すると説明している。筆者は6月23日までアップデートを行っておらず、同日にも緑色の画像が保存されたが、その後アップデートをしてからは、同じ不具合は起きていない。
ちなみにドコモの「Xperia 1 SO-03L」でも、同様に緑色の画像が保存される不具合が確認されており、こちらは6月19日のソフトウェアアップデートで解消した。ドコモの案内には「より快適にご利用いただけるよう品質を改善いたします」としか明記されていないが、同社によると、その中にカメラの不具合解消も含まれているとのこと。
ソフトバンクの「Xperia 1」も、6月24日にソフトウェアアップデートを行っており、更新内容として「カメラ動作の安定性向上」と明記しているが、同社によると「安定性能向上がメインで、それ以上の内容はお答えできない」とのことだった。
筆者が使っているXperia 1 SOV40では他に、カメラを起動するとエラー表示になり、カメラの再起動を促されたことも何度かあったが、これもアップデート後は起きていない。緑色画像の件に限らず、「Xperia 1のカメラの動作がおかしい」と感じている人は、早めにアップデートをしてほしい。
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