ソニー、ノイズキャンセリング機能に注力したワイヤレスイヤフォン「WF-1000XM3」発売

» 2019年07月05日 18時54分 公開
[田中聡ITmedia]

 ソニーが、完全ワイヤレスのBluetoothイヤフォン「WF-1000XM3」を7月13日に発売する。市場想定価格は2万6000円(税別)前後。ソニーストアでの価格は2万5880円(税別)。カラーはプラチナシルバーとブラック。

WF-1000XM3 ソニーのワイヤレスイヤフォン「WF-1000XM3」(プラチナシルバー)
WF-1000XM3 こちらはブラック

 WF-1000XM3は、ノイズキャンセリング機能に注力したワイヤレスイヤフォン。ソニーが独自に開発した「高音質ノイズキャンセリングプロセッサー QN1e」や、外側と内側にある2つのセンサーがノイズを集音する「デュアルノイズセンサーテクノロジー」を搭載。耳の3点で本体を支える構造や、イヤピースの根元側に高摩擦のラバーを採用することで密閉性を高め、耳元に漏れ込む騒音も低減するという。

 ソニーは「完全ワイヤレス型では業界最高クラス(※JEITA基準にのとったソニー調べ)のノイズキャンセリング性能を達成した」とアピールする。

 CD音源、MP3などの圧縮音源、音楽や動画などの配信サービスを含む音源をハイレゾ相当に変換する「DSEE HX」もサポート。

 新型のBluetoothチップには、左右の本体それぞれに同時伝送する方式を採用した他、アンテナを最適化することで接続が安定し、動画視聴時の映像と音声のずれも低減したという。

 バッテリーは本体のみで約6時間、付属のケースで3回充電すると合計24時間の音楽再生が可能。急速充電にも対応しており、10分間の充電で90分の再生が可能。

WF-1000XM3 付属の充電ケース

 本体の左右に搭載したタッチセンサーにより、音楽再生や一時停止などの操作をしたり、一時的に音量を絞って周囲の音を聞き取りやすくする「クイックアテンションモード」を起動したりできる。タッチセンサーで操作できる機能は、スマホアプリ「Headphones Connect」上でカスタマイズでき、Google アシスタントやSiriの呼び出しも可能。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月05日 更新
  1. 飲食店でのスマホ注文に物議、LINEの連携必須に批判も 「客のリソースにただ乗りしないでほしい」 (2025年12月04日)
  2. 「楽天ポイント」と「楽天キャッシュ」は何が違う? 使い分けのポイントを解説 (2025年12月03日)
  3. 楽天ペイと楽天ポイントのキャンペーンまとめ【12月3日最新版】 1万〜3万ポイント還元のお得な施策あり (2025年12月03日)
  4. 「スマホ新法」施行前にKDDIが“重要案内” 「Webブラウザ」と「検索」選択の具体手順を公開 (2025年12月04日)
  5. 三つ折りスマホ「Galaxy Z TriFold」の実機を触ってみた 開けば10型タブレット、価格は約38万円 (2025年12月04日)
  6. 楽天の2年間データ使い放題「バラマキ端末」を入手――楽天モバイル、年内1000万契約達成は確実か (2025年11月30日)
  7. サイゼリヤの“注文アプリ”が賛否を呼ぶ理由──「使いやすい」「紙メニュー前提」など多様な意見 (2025年11月23日)
  8. Z世代で“友人のInstagramアカウント乗っ取り”が流行? いたずらで済まない不正アクセス禁止法違反 保護者が注意すべきこと (2025年12月04日)
  9. NTT系初の耳をふさがない集音器「cocoe Ear」発表 補聴器でない理由、AirPods Proとの違いは? (2025年12月03日)
  10. 鉛筆デザインのiPad用スタイラスペン「Nelna Pencil」発売 物理ボタンに9機能を設定可能 (2025年12月03日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー