MMD研究所は、7月10日に「2019年7月 QRコード決済利用動向調査」の結果を発表した。対象は18歳〜69歳の男女3万人で、調査期間は6月14日〜6月18日。
支払い方法(複数回答)のトップは「現金」の93.0%、次いで「クレジットカード」が72.3%、「カード型の交通系電子マネー」が29.7%となった。
QRコード決済の認知・利用状況について最も多かったのは「QRコード決済という言葉は聞いたことがあるが、サービス名称・名前はよく知らない」で認知は28.1%。次いで「だいたいどんなものかわかるが、利用したことはない」と内容を理解していたのは23.8%、「現在も利用している」が15.6%。ファネル分析で見てみると認知は84.8%、内容理解は47.6%、利用経験は19.1%となった。
QRコード決済のサービス名を認知している対象者1万6994人が知っているサービス(複数回答)は、「PayPay」が70.4%、「楽天ペイ」が61.9%、「LINE Pay」が59.7%。また、QRコード決済の利用検討者へ具体的に検討しているサービス名を複数回答で聞いたところ、トップは楽天ペイの42.5%、次いで「au PAY」の41.4%、LINE Payの33.1%となった。その中で最も利用を検討しているサービスのトップは「楽天ペイ」の26.8%だった。
利用したことのあるサービス(複数回答)のトップはPayPayの43.2%、次いでLINE Payの35.3%、楽天ペイの34.4%だった。現在もコード決済を利用しているユーザーが最も利用しているコード決済は、トップがPayPayの27.7%、次いでLINE Payの21.6%、楽天ペイの20.2%だった。
最も利用しているコード決済を使い始めた時期は「2019年1月〜2019年6月」が50.8%で最も多い。これを利用上位6サービス別に見てみると、全てのサービスで「2019年から利用を始めた」という回答が最多だった。
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