セブン・ペイは、9月30日をもってコード決済サービス「7pay(セブンペイ)」の提供を終了する。不正利用に至った原因となるセキュリティ上の問題を解決するのに相応の時間がかかることが想定されることに伴う措置で、サービス終了時点で残ったチャージ残高は法令上の手続きを経た後に順次払い戻しされる。
7payは7月1日にサービスを開始。翌日の7月2日、不正利用が発覚した。その後、7月3日にクレジットカードやデビットカードによるチャージの停止、4日に他の方法によるチャージも停止し、新規利用登録も中断した。
不正利用対策として、7月8日に「2段階認証の導入」「1回あたりのチャージ上限額の見直し」を軸とする対策を発表すると共にセキュリティ全般の見直しを公表し、7月30日にセブンアンドアイグループ共通のネットID「7iD」の全ユーザーのパスワードリセットを実施していた。
現在、7payのサービス終了に関する記者説明会が都内で開催されている。
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