楽天は今シーズンからスタジアムを完全キャッシュレス化している。3月からノエビアスタジアム神戸(サッカー)を、4月から楽天生命パーク宮城(野球)で導入。それ以前も楽天Edyなどやクレジットカード決済などがスタジアム内の一部店舗では使えたが、今では現金が使えない形態に変更した。
土田氏は、完全キャッシュレスのメリットと課題について、「お店側としては現金を一切扱わないことで、レジを締める作業を短縮でき、お釣りの準備で銀行に行くこともなくなる。気を付けるべきはお子さまやご高齢の方に対しての操作説明をしっかりする必要があること。実際に使ってもらえると便利だが、知らない人がまだまだ多い。そこをフォローしていくのが一番大事」と話す。
実際にスタジアムの完全キャッシュレス化に際しては、チケット販売や告知、DMなどでも周知させた上で、会場内でもキャッシュレスサポートデスクを設けるといった工夫を行ったという。また、開始日には150人規模のスタッフを配置して、サポート体制を整えたそうだ。
Rakuten Optimism 2019「フューチャー・ワールド」の会場でも、雑貨や飲食物を販売するブースが多数設けており、決済で現金が利用できない完全キャッシュレスに統一した。会場内には、数カ所のキャッシュレスサポートデスクが設置されており、スマホ決済に不慣れな来場者をサポートしている様子がうかがえた。
また、2000円をチャージすることでEdyカードがプレゼントされる。会場内店舗限定で、楽天ペイ決済の場合に55%のポイントバック(※上限1000ポイント、ポイント付与時期10月31日頃、11月30日まで利用できる期間限定ポイント)を受けられる。
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