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» 2019年08月25日 06時00分 公開

山根康宏の海外モバイル探訪記:Xiaomiのセルフィースマホ、CC9 Meitu版に中国女子はぞっこん

中国のMeituは、インカメラとビューティーモードを強化したセルフィースマートフォンが人気でしたが、2018年11月にXiaomiへスマートフォン事業を譲渡。そのXiaomiからMeituの名前を冠したスマートフォンが登場しました。

[山根康宏,ITmedia]
Meitu MeituのスマホがXiaomiから復活

 中国のスマートフォンメーカーの中でも「Meitu」(美図)はインカメラとビューティーモードを強化したセルフィースマートフォンが人気でしたが、2018年11月にXiaomiへスマートフォン事業を譲渡。そのXiaomiからMeituの名前を冠したスマートフォンが登場しました。それが「CC9 Meitu Edition」です。

Meitu Meituのロゴの入った「CC9 Meitu Edition」。Xiaomiのメーカーロゴは無い

 CC9はXiaomi社内の若い世代が中心に開発した製品で、ターゲットユーザーも同世代、すなわち10代から20代の若者です。しかもXiaomiお得意の安さをアピールするのではなく、インカメラ性能の高さと本体デザインの美しさで、SNS利用が欠かせない若者たちが欲しくなる製品として生まれました。CC9 Meitu Editionは、そのCC9にMeituスマートフォンのエッセンスを搭載した製品なのです。

Meitu 水滴型ノッチを採用したディスプレイ

 カメラはフロントが3200万画素と高画質ですが、アウトカメラも4800万画素と高画素で、800万画素のウルトラワイドと200万画素の深度測定カメラを備えたトリプル仕上げになっています。前後どちらも美しく写真が撮れるのがCC9 Meitu Editionの強みです。なお背面はブルー、ホワイトとピンク系の色をグラデーションをかけて混ぜた色仕上げが上品。

Meitu 背面カメラも高画質、トリプル仕上げだ

 本体側面はゴールド仕上げ。ターゲットが女性ということもあり、安さを感じさせぬよう上質な仕上げにまとめています。プロセッサはSnapdragon 710ですが、メインメモリ8GBと内蔵ストレージ256GBは、なかなかのスペック。価格は2599元(約3万9200円)。

Meitu 女性を意識したデザインなので、仕上げは上品

 さて、ミドルハイレンジクラスのスマートフォンとしての性能は一般的なものでしょうが、CC9 Meitu Editionには大きな特徴があります。プリンストールアプリを見ると、Meituのスマートフォンと同じものが、同じアイコンで入っています。Xiaomiのスマートフォンでありながらも中身はMeitu、となっているわけです。このあたりはMeituのスマートフォンからの乗り換えユーザーのことも考えているのかもしれません。

Meitu Meituのスマートフォンと同じアプリアイコンが並ぶ

 カメラのインタフェースもMeituのスマートフォンと同じになっており、美顔に加え美体、すなわち体のラインを自然に細くするモードも含まれています。このあたりはMeituユーザーならおなじみのもの。また初めてこのスマートフォンを触ったユーザーでも、直感的に顔や身体へのエフェクトがかけやすくなっています。

Meitu Meituのスマートフォンと同じカメラUIを搭載

 自分の顔のセルフィーを撮ってみました。美顔効果はかなり強めにかけています。肌は表面に美白効果をかけながら、凹凸部分を埋めるわけではなく、そのまま化粧をしたような印象。Meituの美顔アプリ「BeautyPlus」を使ったときと同じ効果がそのまま得られます。

Meitu 男性だけどセルフィー。美白がうまくかかる

 XiaomiとMeitu、両者の企業文化は大きく異なりますが、Meituブランドのスマートフォンは、Xiaomiのこれまでの製品にはない新しい風を吹き込むものになるでしょう。XiaomiとMeituはスマートフォン以外でも美顔についての研究所を共同設立するなどコラボを進めています。今後も定期的にMeituのスマートフォンが出てくることに期待したいものです。

Meitu 第1弾に続き、定期的な新製品の投入に期待

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