世界を変える5G
ニュース
» 2019年09月30日 21時10分 公開

28GHz帯を利用:ドコモとJR東海、200km/h以上で走行する新幹線との5G無線通信実験に成功

NTTドコモとJR東海が、東海道新幹線での5G無線通信実験に成功。東海道新幹線沿線に仮設した実験用5G基地局(28GHz帯)と、200km/h以上で走行するN700S系の車内に搭載した5G移動端末との間で無線通信を行えたという。

[エースラッシュ,ITmedia]

 NTTドコモと東海旅客鉄道(JR東海)は9月30日、東海道新幹線を走行する車内において、28GHz帯の5G無線通信に成功したことを発表した。

 今回の実験は、静岡県富士市の東海道新幹線沿線に28GHz帯の実験用5G基地局3局を400〜500mの間隔で仮設置。JR東海が試運転を行っているN700S系電車の座席に28GHz帯の実験用5G移動端末を搭載して通信できるかどうかを検証した。

NTTドコモと東海旅客鉄道の5G無線通信実験 実験用5G移動端末を搭載したN700S確認試験車の走行模様
NTTドコモと東海旅客鉄道の5G無線通信実験 実験用5G基地局を仮設置した東海道新幹線沿線の実験エリア

 5G無線データ伝送実験では、地上基地局と移動端末の双方が持つビームフォーミング機能・ビーム追従機能を駆使した超高速データ伝送と、移動端末が接続する地上基地局3カ所を順次切り替える連続ハンドオーバーを実施。5G無線映像伝送実験では8K映像地上基地局から移動端末へ高速ダウンロード配信し、さらにN700S確認試験車内に設置した4Kカメラで撮影中の車窓映像を地上基地局へライブ中継した。

NTTドコモと東海旅客鉄道の5G無線通信実験 5G無線通信実験システム構成

 両社は、高速で走行する鉄道車内と地上間での5G無線通信実験の成功は世界初としている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら
ITmedia Mobile に「いいね!」しよう