Microsoftの無線イヤフォン「Surface Earbuds」はパワポ操作もできて249ドル

» 2019年10月03日 10時58分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Microsoftは10月2日(現地時間)、ニューヨークで開催した「Surface Event」で、無線イヤフォン「Surface Earbuds」を発表した。価格は249ドル(約2万6700円)で、発売は2019年の“ホリデーシーズン”だ。日本で発売されるかどうかはまだ不明。

【訂正:2019年10月3日12時09分 初出時に、日本円の試算に誤りがありました。おわびして訂正致します。】

 earbuds 1 「Surface Earbuds」

 最大の特徴は、Officeスイートの「PowerPoint」との連携だ。デモでは、イヤパッドをスワイプすることでPowerPointのスライドを切り替え、イヤパッド内のマイクで拾った音声をリアルタイムのキャプションとして表示してみせた。キャプションは60カ国語以上にリアルタイムで翻訳して表示することも可能だ。

 earbuds 2 PowerPointのリアルタイムキャプション機能のデモ。動画でないと分かりにくいが、イベント開催中、スピーカーの話すことがそのままテキスト化されて表示されていた

 イヤパッドにあるマイクは音声を拾うだけでなく、ノイズリダクション機能も担う。付属の充電ケースで1回の充電で約8時間使えるとしている。充電ケース自体を1回充電すれば、Earbudsを3回までフル充電できる。

【訂正:2019年10月7日19時50分 初出時に、ノイズキャンセリング機能としていましたが、ノイズリダクションの誤りです。おわびして訂正致します。】

 earbuds 3 付属の充電ケース

 イヤパッドの表面をタップする回数やスワイプでさまざまな操作ができる。例えば、SpotifyアプリをインストールしたAndroid端末と接続した場合は、イヤパッドの表面を3回タップすることでSotifyでの音楽再生を開始できる。ダブルタップでスマートフォンへの着信を受けられる(記事末のデモ動画を参照されたい)。マイク経由の音声での操作も可能だ。

 Windows 10、Android 4.4以降、iOS 9以降をサポートする。米VentureBeatによると、アプリの設定でCortanaだけでなく、AppleのSiri、GoogleのGoogleアシスタント、AmazonのAlexa、SamsungのBixbyとも連携するという。

 本体のサイズは1つのイヤパッドが25mm×19mmで、充電ケースは75×32×25mm。重さは1つ7.2グラムでケースは40g。

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