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» 2019年10月10日 06時00分 公開

荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ:面白いだけじゃない! 「ZenFone 6」のフリップカメラを遊び倒す (3/3)

[荻窪圭,ITmedia]
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メインカメラはソニーの4800万画素センサーを搭載

 ではカメラの話。

ZenFone 6 デュアルカメラ。左が超広角カメラ、右が4800万画素のインカメラだ

 メインカメラは1/2型で4800万画素のソニー製センサー。最近、ハイエンド機で使われつつあるセンサーだ。レンズはF1.8。公表はされていないが、35mm判換算で約26〜27mmの一般的なものだ。通常の写真モードでは4800万画素から1200万画素の絵を作り出している。

 曇天時しか時間が取れなかったので、いまひとつさえないけれどこんな感じ。三角のアイコンでメインカメラと超広角カメラを切り替えられる。切り替えにちょっと時間がかかるのは難点。

 右下にある「1.0x」はズーム。デジタルズームを使える。

ZenFone 6 カメラアプリの画面。カメラ切り替えとデジタルズームは別のボタンが用意されている

 メインカメラとデジタル2倍の絵をどうぞ。元が4800万画素あるので、2倍くらいならけっこうクオリティーが高い。

ZenFone 6 メインカメラでガスタンク。暗くてコントラストが低くて地味なのは、曇っていたからです。晴れた日にうまくスケジュールが合わなくて申し訳ない
ZenFone 6 同じ位置でデジタル2倍。曇天下だったのであれだけど、元が4800万画素あるだけに写りはなかなかよい。常用してOKだ

 超広角カメラは画角が125度というが、実際に撮った感じではそこまで超広角でもないかなと思う。こちらは1200万画素でレンズはF2.4。

ZenFone 6 超広角カメラでガスタンク。ぐぐっと広角になった

 もうちょっと天気がよいときのカットを2つ。

ZenFone 6 街中の八幡神社の拝殿。明暗差があるのでHDRが働いた。もうちょっと華やかな発色でもいいかも
ZenFone 6 超広角で高層ビルを見上げてみた。全体に色合いはナチュラルで強い誇張はしない感じ

 もちろんAIを使った被写体の自動認識も搭載している。

 まずは料理。

ZenFone 6 料理を認識。左上にカトラリーのアイコンが現れた
ZenFone 6 派手さはないけど、明るさも色もナチュラルでよい感じ

 次は花。

ZenFone 6 左上に小さな花のアイコンが
ZenFone 6 ちょっとピークはすぎちゃって、よれっとしているけど、曇天下のヒマワリ。ちょっとホワイトバランスが微妙かも

 猫も自動認識。フリップカメラを使えば猫をなでながら撮るなんて技もOK。

ZenFone 6 カメラをフリップさせて、片手で猫をなでながら片手で撮影。フリップカメラはこういうときによい

 そして夜である。

ZenFone 6 夜だと左上にふくろう(だよね)のアイコンが現れる
ZenFone 6 夜の電話ボックスを撮ってみた。

 トレンドとなっている夜景モードはもちろん搭載。数秒掛けて露出を変えながら連写して合成することで、ノイズが少なくダイナミックレンジが広いHDRの夜景を撮ってくれる。

ZenFone 6 夜景モードにすると、数秒かけて連写して合成してくれる。ちょっとじっと待つ必要がある
ZenFone 6 夜景モードで撮影。そこまで差はないけど、よく見るとハイライト部やノイズに違いがある

 見た目はあまり変わらないけど、よく見ると夜空のノイズが少なかったり、ちょっとハイライト部の白トビが抑えられたりしている感じだ。

面白いだけでなく、理にかなったフリップカメラ

 あれこれ撮ってみて、画質の総合評価的にはトップクラスに迫るけど、まだ上げられる気はするかなと思う。とはいえ、イマドキのスマホカメラの基本はきっちり押さえているし、カメラ部が起き上がってくるフリップカメラは、通常の撮影も自撮りも同じカメラを使えるから自撮り時のクオリティーが高い。面白いのみならず理にもかなっているのがZenFone 6の良さだ。

 インカメラの利用者が増えるに従ってインカメラのクオリティーが上がったのだけど、そうすると高性能なカメラを前にも後ろにも付けることになって、何か釈然としない感じ(特に自撮りをあまりしない人には)もある。それを「アウトカメラを180度自動的に回転させる」っていう物理的な方法で解決するってアイデアは面白い。フリップ動作も早いのでストレスも感じない。

 これはよいアイデアだ。

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