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» 2019年10月10日 06時00分 公開

荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ:面白いだけじゃない! 「ZenFone 6」のフリップカメラを遊び倒す (1/3)

自動フリップ式のカメラを採用した「ZenFone 6」が面白い。アウトカメラの画質でそのままセルフィーができてしまう。しかもZenFone 6のカメラは広角カメラと超広角カメラの2本立てなので、超広角自撮りもいける。

[荻窪圭,ITmedia]
ZenFone 6 一見、普通のデュアルカメラ端末に見える「ZenFone 6」だが、カメラ周りに不自然なラインが。

 とうとう自動フリップ式カメラが来た! いやもう面白いのである。何しろ自撮り時にはこうなるのだ。

ZenFone 6 背面のカメラが180度回転してインカメラに変身する「ZenFone 6」

 スマートフォンの前面を全部スクリーンにしようと思ったとき……インカメラが邪魔なのである。それはもう多くの人が突っ込んでいるとこで、インカメラ部の切り欠き「ノッチ」を目立たないように処理したり小さくしたりと各社工夫しているわけだが、今の技術でさっとできるのは「インカメラを普段は隠しておいて、必要な時だけ出てくる」というギミック。

 OPPOの「Reno 10x Zoom」や「Find X」が採用した技だ。うにょんとカメラがせり出てくるのは面白かった。

 でも、ASUSの「ZenFone 6」は別のアプローチを撮ったのである。背面のカメラが自動的にウニーッと回転して現れるのである。この手があったかーって感じ。

 カメラ部が回転して自撮り自撮りもできるってのは、古くは1995年のカシオの「QV-10」があったし(デジカメだけど)、携帯電話でもソニー・エリクソンから出た「802SE」(2004年)なんて前例があったけど、スマートフォンでは珍しい。しかも電動。

 何かそれだけで無性に楽しいのである。

フリップカメラで自撮りの巻

 インカメラを持たずアウトカメラがウニッと回転するメリットは2つ。1つは、言うまでもなく前面をフルスクリーンにできること。

 もう1つはアウトカメラの画質でそのまま撮れること。普通、インカメラよりアウトカメラの方がよいイメージセンサーとレンズを使っている。画素数は変わらなくても、アウトカメラの方がメインカメラとしてセンサーは大きめでレンズもしっかりしている。

 その画質で自撮りもできるのだ。これはでかい。しかもZenFone 6のカメラは広角カメラと超広角カメラの2本立てなので、超広角自撮りもいける。

 カメラモードにし、カメラ切り替えボタンをタップすると約1.8秒でカメラが回転して自撮りモードに切り替わる。

ZenFone 6

 というわけで今回は自撮りから。

ZenFone 6 ポートレートモードで自撮り。自撮り時もアウトカメラ時と同じカメラ機能を使えるのがよい

 ポートレートモードにし、ビューティー系機能は中くらいに設定して撮ってみた。

ZenFone 6 さすが、ビューティー機能はすごく細かく設定できる
ZenFone 6 髪の毛周辺が若干もやるけど、インカメラで自撮りできるってクオリティーが高くてよい

 自撮り時の画質がよく、ちゃんと背景ぼかしもきれいにできるのがすばらしい点。今回は屋外で撮っているけど、室内のように明るさが足りないところだと、アウトカメラクオリティーで撮れるメリットはもっと大きくなる。

 超広角カメラを使っての超広角自撮りもOKだ。

ZenFone 6 超広角カメラに切り替えれば、こんなに広く自撮りできるので飛型と一緒に撮るのも4〜5人で撮るのもOK

 続いて通常の撮影……といっても、まあ自撮り時と使うカメラは同じなので画質も同じってことで特に追求することはないのだが、こちらはポートレートモードではなく、通常の写真モード(背景がぼけない通常の撮影)で撮ってみた。

ZenFone 6 通常の写真モードで普通に撮影。肌色もきれいだし逆光気味だけど明るさのバランスもよい

 そうそう、せっかくなのでポートレートモードでビューティー系エフェクトをあれこれ最強にして撮ってみたのがこちら。目が!

ZenFone 6 面白がって最強にセッティングしてみたけど、肌は人工皮膚っぽくなり目は大きくなり、アンドロイドっぽくなってしまった。

 まあ普通はここまではしないよねってことで、おまけです。

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