UQコミュニケーションズが10月15日、MVNOサービス「UQ mobile」向けの2019年秋冬モデルとして、「Xperia 8」「OPPO A5 2020」「AQUOS sense3」「Galaxy A20」を発表した。2019年10月下旬以降、順次販売を開始する。いずれもSIMロックフリーとなる。
ソニーモバイルコミュニケーションズ製のXperia 8は、幅約69mmのボディーに、アスペクト比が21:9と縦長の約6.0型液晶を搭載したモデル。10月下旬以降に発売予定。カラーはホワイトとブラックの2色。
ソニー独自のUI(ユーザーインタフェース)を取り入れた「21:9 マルチウィンドウ」に対応しており、動画を見ながらSNSを閲覧する、地図とブラウザを同時に表示するといった使い方ができる。3.5mmイヤフォンジャックを搭載する他、ハイレゾ音源の再生も可能。
アウトカメラは1200万画素+800万画素のデュアル構成で、背景ボカシや光学2倍ズームの撮影が可能。IP68の防水・防塵(じん)やおサイフケータイもサポートする。プロセッサはSnapdragon 630、メインメモリは4GB、内蔵ストレージは64GB、バッテリー容量は2760mAh。
OPPO A5 2020は、現時点では国内でUQのみが取り扱いを表明しているモデル。11月上旬以降の発売を予定している。カラーはブルーとグリーンの2色。
約6.5型の大きなディスプレイを搭載。ミッドレンジモデルながら、背面には超広角+広角+モノクロ+ポートレート用の4眼カメラを搭載。インカメラは1600万画素。
スマートフォンとしては大容量の5000mAhバッテリーを搭載しており、11時間連続でHDビデオの視聴ができるという。さらに、OTGケーブルを接続することで、他のデバイスに充電ができる「リバース充電」にも対応する。デュアルSIMにも対応するが、2枚のSIMが動作する検証は行っていないとのこと。
プロセッサはSnapdragon 665を採用しており、Snapdragon 660と比較して、20%の低消費電力を実現するという。メインメモリは4GB、内蔵ストレージは64GB。おサイフケータイや防水には対応しないが、IP5Xの防塵(じん)はサポートする。
AQUOS sense3は、シャープが他のMVNOやキャリアにも幅広く展開するミッドレンジモデル。カラーはライトカッパーとシルバーホワイトの2色。11月中旬以降の発売を予定している。
約5.5型のIGZO液晶ディスプレイを搭載しており、4000mAhのバッテリーと合わせて高いスタミナを訴求する。充電時間をコントロールすることでバッテリーの劣化を抑える機能も備える。プロセッサはSnapdragon 630、メインメモリは4GB、内蔵ストレージは64GB。
背面には1200万画素の広角+超広角カメラを搭載。電子式手ブレ補正に加え、AIがシャッタースピードや露光を自動で調整する機能も備える。IP68の防水・防塵(じん)やおサイフケータイにも対応する。
サムスン電子製のGalaxy A20は、コストパフォーマンスを重視したモデル。11月中旬以降の発売を予定している。カラーはレッド、ホワイト、ブラックの3色展開。
約5.8型のディスプレイを搭載しており、上部のインカメラ周囲には水滴型のノッチを採用した。プロセッサはExnos 7884B、メインメモリは3GB、内蔵ストレージは32GB、バッテリー容量は3000mAh。
IP68の防水・防塵(じん)やおサイフケータイに加え、ストラップホールも備える。アウトカメラは800万画素、インカメラは500万画素。インターネット放送とFM放送でラジオを聴ける「ラジスマ」にも対応する。
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