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スマホ決済 11月開催のキャンペーンまとめ(1/2 ページ)

» 2019年11月07日 06時00分 公開
[金子麟太郎ITmedia]

 10月から消費税増税が施行され、国が利用者へのポイント還元や店舗の支援策などを行うことでキャッシュレス化を推進する「キャッシュレス・消費者還元事業」も開始された。期間中に事業の対象となる店舗で、キャッシュレス決済をすると、5%か2%の還元が受けられる。

 そんな中でも、決済サービス事業者は、独自のキャンペーンを提供しているところが多い。今回は11月の主なキャンペーンや還元施策を紹介する。

PayPay:「PayPayフリマ」と「PayPayモール」で最大20%相当を付与

code_payment PayPayフリマで最大20%相当を付与する

 PayPayフリマでは、「PayPay残高」で支払った場合、通常付与される1%相当の「PayPayボーナス」に加えて19%相当の「PayPayボーナスライト」を上乗せする。付与上限は1回につき1000円相当、月3000円相当まで。実施期間は11月から12月25日までとなる。付与日は11月付与分が2020年1月中、12月付与分は2020年2月中を予定している。

code_payment PayPayモールで最大20%相当を付与する

 PayPayモールでは、PayPay残高または「Yahoo! JAPANカード」で支払った場合、通常時に付与する特典に9%相当のPayPayボーナスライトを上乗せして最大20%相当を付与。付与上限は月1万円相当で、付与日は注文日の翌週から3週間経過後の木曜日を予定している。実施期間は2020年1月31日までだが、上乗せ分が総額は100億円相当に達した時点でキャンペーンは終了する。

d払い:ドラッグストアで10%還元キャンペーン

 ドコモの「d払い」を対象ドラッグストアで利用すると、通常進呈するdポイントに加え、決済金額の10%となるdポイントを還元する。期間は2019年11月1日から11月14日まで。

code_payment d払い10%還元キャンペーンの概要

 対象となるドラッグストアは、マツモトキヨシ、ウェルシア、ココカラファイン、トモズ、くすりの福太郎などの各店舗。キャンペーンに参加するには、キャンペーンサイトでエントリーする必要がある。

 10%還元を受けるためには、d払いの支払いにdカード、電話料金合算払い、口座払いのいずれかを設定しておく必要がある。dカード以外のクレジットカードは10%還元の対象外となるので要注意。

 10%還元されるポイントの上限は1回あたりが500ポイント、合計が2000ポイントで2020年1月22日に進呈される。このポイントは期間・用途限定となっており、有効期限は2020年4月27日。店舗やネットでの買い物では使用できるが、携帯料金の支払いやデータ量の追加などには使用できない。

 利用状況に応じて最大7%を還元する「dポイントスーパー還元プログラム」と併用すれば、通常の還元率+最大17%のdポイントが還元される。

楽天ペイ:全店舗で合計5%還元

 12月2日までに楽天ペイ(アプリ決済)で支払うと、5%ポイント還元となる店舗に加え、対象外の店舗やフランチャイズチェーンなどの2%還元対象店舗でも、楽天ペイメントが一部差額を補塡(ほてん)して楽天ポイントを合計5%還元する。なお事前にエントリーが必要。

code_payment 楽天ペイの5%ポイント還元イメージ

 楽天が付与する上限は期間中3000ポイントまでとなり、2020年1月31日までの期間限定ポイントとなる。還元のタイミングは2019年12月末頃。なお、ネットでの楽天ペイの支払い分は対象外となる。

 キャッシュレス・消費者還元事業でのポイント還元は、期間が2020年6月30日までとなり、通常の楽天ポイントで、上限が1回あたり2万5000ポイントとなる。還元のタイミングは利用月の翌々月末頃となり、 エントリーの必要はない。

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