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» 2020年01月07日 14時56分 公開

Qualcomm、ZTEと5Gネットワーク上での高音質通話「VoNR」に成功

Qualcommが、5Gネットワーク上での通話「VoNR」をZTEと実施した。3GPPのRelease 15の仕様に準拠している。VoLTEに依存することなく高音質な通話が可能になる。

[田中聡,ITmedia]

 米Qualcommが1月6日(現地時間)、5Gネットワーク上での音声通話「VoNR(Voice over New Radio)」を、ZTEと共同で実施したことを発表した。

 VoNRは3GPPのRelease 15の仕様に準拠した音声通話技術。5Gの2.5GHz帯(n41)にて、ZTEの5G基地局と、Qualcommの5Gモデムを搭載したスマートフォン形状のデバイスで実施した。VoNRを活用すれば、VoLTEに切り替えることなく、5Gネットワーク上で高品質な通話が可能になる。

 日本でも2020年春に商用サービスが始まる5Gでは、数年はLTEをベースに5Gネットワークを構築するNSA(Non Standalone)を採用する見込みだが、将来的には5Gのみでネットワークを構築するSA(Standalone)に切り替わる。その際に5Gで通話ができなければ、SAを拡充させる上で足かせになってしまう。Qualcommは、「VoNRは、通信キャリアがNSAからSAに移行する中で重要な技術だ」と説明している。

vonr Qualcommのニュースリリース

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