映画に関わる音響技術などを提供する米THXとモバイルブランドZMBIZIは、米ラスベガスで開催中のCES 2020で、立体音響技術「THX Spatial Audio」を搭載したAndroidスマートフォンを発表した。
THX Spatial Audioは、左右正面や斜め後ろなど、最大7チャンネルの音を聞き分けられる。水平方向だけでなく上下の位置まで聞き分けることが可能だ。開発元のTHXによると、例えばゲームをする際に、敵の位置を把握しやすいので有利だという。
接続されているヘッドフォンに関係なく、映画館のような臨場感のあるサウンドを実現できるとアピールする。また、THXアプリを使うことで、耳の写真に基づいて作成されたプロファイルを設定できる。
ディスプレイはフルHDの解像度で表示可能な6.23型液晶で、Corning Gorilla Glassを採用する。アウトカメラは1200万画素と500万画素のデュアル構成で、インカメラは800万画素のシングル構成だ。
背面は半透明デザインを採用し、指紋センサー、NFC、3450mAhのバッテリーを備える。
OSはAndroid 9、プロセッサは「Mediatek P70」(8コア)を採用する。メインメモリは4GB、内蔵ストレージは128GBという構成だ。ネットワークについては、米国大手キャリアのAT&TやT-Mobileと互換性がある。
価格は389ドル(約4万3000円)で2020年2月末までに出荷を開始する予定だ。
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