NTTドコモの企業内研究所「モバイル社会研究所」は1月15日、動画サービスの認知率と利用率に関する調査の結果を発表した。平成27年(2015年)国勢調査に基づきセグメントから抽出した全国15〜79歳の男女を対象に調査を実施した。有効回答数は6926で、調査対象のサービスを「月1回以上」利用したことがあるという回答を行った人を集計している。
無料動画サービスではYouTubeの認知率が92.4%、利用率も65.4%と非常に高い。ニコニコ動画、GYAO!、AbemaTVの認知率も50%を超えている一方、利用率は10%程度とYouTubeとそれ以外で大きな差がついている。
有料動画サービスではAmazonプライム・ビデオやHuluの認知率が60%以上となり、そのほかdTV、スカパー!オンデマンド、Netflixをはじめ、どのサービスも認知率は30%を超えている。利用率がもっとも高いのはAmazonプライム・ビデオの13%で、有料サービスの中では比較的広く利用されていることが分かった。また、テレビ各局独自サービスは認知率が36.3%と今回調査した10サービス中7番目となったが、利用率は3.4%と10サービス中3番目となっている。
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