TAKUMI JAPAN、データ使い放題の「神SIM」を発売 2020年に自社ブランドのスマホも投入へ

» 2020年01月21日 19時13分 公開
[田中聡ITmedia]

 TAKUMI JAPANが1月21日、2020年に展開するサービスや新製品について発表した。

 新製品の注目は、1月21日に発売した大容量のデータ通信向けSIM「KAZUNA 神SIM」だ。MVNOではなくソフトバンク回線を使ったデータ通信を利用できるのが特徴。プランは毎月100GBまでのデータ通信ができる「100GBプラン」と、使い放題の「UNLIMITEDプラン」を用意している。なお、SMSや音声通話には対応していない。

TAKUMI JAPAN ソフトバンク回線を用いた「神SIM」
TAKUMI JAPAN 100GBと無制限のプランを提供

 月額料金はいずれも初月3000円(税別、以下同)。2カ月目以降の料金は、100GBプランが3980円、無制限プランが4980円だが、“会員”になると100GBプランが990円引きで2990円に、UNLIMITEDプランが1500円引きで3480円に割り引かれる。会員になるには、神SIMのTwitterアカウント「@Kamisim_Kazuna」をフォローするだけでよい。フォローすると専用のURLが送付され、そこから申し込めば、割り引きされた料金で契約ができる。

 13カ月目までは「最低利用期間」となっており、期間内に解約をすると、100GBプランは9500円、UNLIMITEDプランは4980円×残月数の解約手数料が掛かる。

 神SIMに、スマートフォン「Black Shark2」や、翻訳デバイス「KAZUNA eTalk5」をセットにした販売も同日に開始する。Black Shark2はメモリ12GB+ストレージ256GBと、メモリ6GB+ストレージ128GBの両モデルが対象。端末代金は分割払いとなる他、セット割として毎月1500円または990円の割り引きを受けられる。端末セットは25カ月までが最低利用期間に設定されており、期間内に解約すると、月額料金×残月数の解約手数料が発生する。

TAKUMI JAPAN
TAKUMI JAPAN 「Black Shark2」とのセット販売
TAKUMI JAPAN 「KAZUNA eTalk5」とのセット販売

 この神SIMを搭載したモバイルWi-Fiルーター「神SIMルーター」も、2020年春〜夏にかけて発売する。海外でのデータ通信にも対応しており、設定変更不要で100カ国以上で利用できるという。

TAKUMI JAPAN 神SIMをセットしたルーターも展開する予定
TAKUMI JAPAN ルーターのモックアップ

 神SIMは、ソフトバンクのSIMを再販する形を採用。UNLIMITEDプランは基本的に使い放題だが、キャリア側の設備に著しい支障を及ぼす、またはその恐れがある行為が確認できた場合、通信を制限する場合がある。

 代表取締役の増田薫氏は、Black Shark2の取り扱いをきっかけに、スマホでゲームをする機会が増えたが、外出先ですることが多いため、「通信料金がとんでもないことになった」という。YouTubeなどの動画視聴やネットゲームなどを、MNO品質の快適なスピードで楽しんでほしいと同氏はアピールする。

TAKUMI JAPAN TAKUMI JAPAN 代表取締役の増田薫氏

2020年に自社ブランドのスマートフォンを出す

 TAKUMI JAPANは、2019年に折りたたみケータイ「eTalk」を、米Verizon向けに納入。VoLTEやWi-Fi環境下での通話に対応しており、2.8型のディスプレイを搭載している。2019年6月に発売、全米のVerizonショップで取り扱っており、増田氏によると、既に35万台ほど出荷しているという。

TAKUMI JAPAN
TAKUMI JAPAN Verizon向けに提供した折りたたみケータイ「eTalk」

 さらに増田氏は、2020年の夏〜秋にかけて、自社ブランドのスマートフォンを「必ず発表する」と予告。モックアップも披露したが、日本で発売するかは未定(eTalk同様、米国での扱いになる可能性が高い)。日本だと、コスパに優れた端末は「シャープや中国メーカーが強い」(同氏)という現状もあり、日本で出すなら「(形状やサイズなどが)変態端末、あるいは6型で7800円とか変態的に安いもの」といったニッチなゾーンを狙うとした。

TAKUMI JAPAN
TAKUMI JAPAN 自社ブランドスマホのモックアップ。折りたたみケータイと同じ「eTalk」ブランドなので、やはりVerizon向けか?

 現在日本で販売しているBlack Shark2については、2020年第2四半期にAndroid 10にアップデートすることを予告した。また、Black Shark2をはじめとする対応スマホの背面に装着したアタッチメント経由で、USB Type-C端子とイヤフォンジャックを同時に利用できる「2 in 1ゲーミングアダプタ」を1月21日に3980円で販売開始した。

TAKUMI JAPAN 「2 in 1ゲーミングアダプタ」。アタッチメントにUSB Type-Cケーブルとイヤフォンを接続でき、スマホ下部の端子にケーブルをつなぐ必要がないので、横持ちでゲームをプレイしやすくなる

eTalk5のアプリも提供する

 eTalk5のアップデートも1月21日から順次行う。音声翻訳の内容が正しいかどうか、元の言語に翻訳し直す形で確認できる「翻訳確認」機能を追加する。また、音声翻訳(オンライン)を73言語から112言語に、撮って翻訳(OCR翻訳)を8言語から55言語に増やすアップデートを、4980円の有償で2月中に提供する。

TAKUMI JAPAN 翻訳後に、元の言語に翻訳し直せる

 eTalk5の翻訳機能をアプリ化した「KAZUNA eTalk5 APP」を、iOSとAndroid向けに2020年2月中に提供する。料金は3カ月版が3980円、12カ月版が9980円。Android向けアプリは2020年3月に、iOS向けアプリは2020年春〜夏に提供する予定。

TAKUMI JAPAN eTalk5のアプリ版も販売する

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