MMD研究所は、2月4日に「2020年1月 スマートフォン決済(非接触)の満足度調査」の結果を発表した。
調査は18歳〜69歳の男女600人へ実施。対象サービスは「楽天Edy」「モバイルSuica」「iD」「QUICPay」「nanacoモバイル」で、調査期間は2019年12月26日〜2020年1月5日。
上記の決済サービスを知ったきっかけは「公式サイト」が16.7%、「店舗の案内やポスター」が12.5%、「Webメディアの記事」が9.5%。サービス別に上位5位までの項目を抜き出すと、楽天Edy、モバイルSuica、iDのトップは「公式サイト」、QUICPayは「Webメディアの記事」、nanacoモバイル、モバイルWAONは「店舗の案内やポスター」となる。
メインで利用している非接触決済サービスを使い始めた理由(複数回答)は「会計がスピーディーに終わるから」が30.8%と最も多く、次いで「ポイントがたくさん貯まるから」が28.5%、「クレジットカード登録をすればカードを出さなくて済むから」が25.5%となった。
サービス別に上位5項目を抜き出すと、楽天EdyとモバイルWAONのトップは「ポイントがたくさん貯まるから」、モバイルSuicaは「クレジットカード登録をすればカードを出さなくて済むから」、iD、QUICPay、nanacoモバイルは「会計がスピーディーに終わるから」という結果になった。
各サービス利用者にそのサービスの利用頻度を聞き、回答のうち「1週間に1回以上利用する」を各サービス別で見ると「nanacoモバイル」が61.0%、「モバイルSuica」が58.0%、「iD」「QUICPay」が57.0%、「楽天Edy」が52.0%、「モバイルWAON」が44.0%となる。
メインで利用している非接触決済サービスの満足度は、「満足」「やや満足」を合わせた総合満足度が最も高かったのは「モバイルSuica」の67.0%、次いで「iD」の57.0%、「QUICPay」の56.0%となった。
メインで利用している非接触決済サービスを家族や友人に勧めたいかどうか10点満点の点数を付け、NPS(ネット・プロモーター・スコア/顧客推奨度)を算出した。9点から10点をつけた推奨者は14.3%、7点から8点をつけた中立者は37.7%、0点から6点をつけた批判者は48.0%となり、推奨者から批判者を引いたNPSは-33.7となった。サービス別のNPSは「モバイルSuica」が-25.0で最も高い。
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