中国Lenovo傘下のMotorola Mobilityは2月7日(米国時間)、公式YouTubeチャンネルで、縦折りスマートフォン「razr」の開閉テストの動画を公開した。「実際の使用をシミュレートするために特別に構築されたマシンでこのテストを実施し、その耐久性に自信を持っている」としている。
razrは、米国では米Verizonが6日に1499.99円(約16万円)で発売した縦方向に折りたためるAndroid端末。米CNETのクリス・パーカー記者がさっそく購入し、折りたたみ端末の汎用テストマシン「FoldBot」で独自の開閉耐久テストを行ったところ、2万7000回で折りたたむ際にきしむような音が出るようになったという動画を公開した。Motorolaの動画はこの記事への反論になっている。
MotorolaはCNETに対し「FoldBotは、razrをテストするようには設計されていない。従ってこのマシンでのテストでは、razrのヒンジに過度のストレスがかかり、意図した通りに開閉できないため、テストが不正確になる。CNETのテストは、実際の環境でrazrを使う際に消費者が経験する状態を示してはいない。razrの耐久性には自信がある」というコメントも送った。
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