Y.U-mobileが新MVNOサービス開始 プランは3GBと20GBの2種類、データ容量の“期限なし”

» 2020年03月12日 12時52分 公開
[田中聡ITmedia]

 Y.U-mobileが、2020年3月12日に新たなMVNOサービス「y.u mobile」を開始する。

 Y.U-mobileは、U-NEXTとヤマダ電機が2017年に設立した合弁会社(※U-NEXTとUSENの経営統合に伴い、現在はUSEN-NEXT HOLDINGSとヤマダ電機の合弁会社)。同年4月から、ヤマダ電機ブランドの通信サービス「ヤマダニューモバイル」を提供しているが、y.u mobileは、Y.U-mobileが提供する新たな通信サービスだ。

Y.U-mobile 新MVNOサービス「y.u mobile」

 音声SIMの料金は、月額1690円(税別、以下同)で3GBのデータ容量が付く「シングルプラン」と、月額5990円で20GBのデータ容量が付く「シェアプラン」の2種類を用意。ネットワークはドコモ回線を利用している。

 販路はWebがy.u mobileのWebサイトと価格.comなどの比較サイト、実店舗がヤマダ電機とU-NEXTストア(南青山、アリオ柏)。ヤマダ電機は5月の連休明け以降、順次展開していく。

3GBの「シングルプラン」と20GBの「シェアプラン」

 シングルプランは3GBをベースに使い、データ容量が足りなくなったらチャージしていく仕組み。チャージ料金は1GBあたり300円で、同社調べでは業界最安のチャージ料だという。例えば2GBをチャージして計5GB使うと月額2290円、4GBをチャージして計7GB使うと月額2890円となる。

Y.U-mobile 月額1690円の「シングルプラン」

 シェアプランでは最大3枚の音声通話SIMを月額790円で追加でき、最大4人で20GBのデータ容量をシェアできる。SIM3枚を追加すると、月額料金は5990円+2370円(790円×3)の8360円となり、1人あたり2090円で平均5GBのデータ通信が可能になる。

 さらに、シェアプランには、映像、電子書籍、音楽を楽しめるU-NEXTのサービス(月額1990円)が付いており、無料で利用できる(データ容量はカウントされる)。これはシェアプランの回線全てに適用される。

Y.U-mobile 月額5990円の「シェアプラン」

 通話料金は、「y.u でんわ」アプリを使えば、通常の半額となる30秒あたり10円。さらにオプションサービスとして、月額850円の10分かけ放題、月額2700円の無制限かけ放題のサービスを用意した。

Y.U-mobile 2つのプランの違い

データ容量の有効期限なし、保証サービスも

 両プランとも、チャージした分はもちろん、毎月のデータ容量に有効期限がないことも大きな特徴だ。例えばシェアプランで月間で10GBしかデータを使わなかった場合、残りの10GBは消失せず、翌月以降ずっと残る。ただし合計の容量が100GBを超えた場合、古いデータから消失する。

 年間3万円までの修理費を保証するサービスも、両プランに付いている。音声SIMのユーザーは新たに加入せずに利用でき、年間最大3万円の修理費を保証してもらえる。発売から5年以内、または購入から1年以内の端末が対象で、中古端末にも適用される。

Y.U-mobile 保証サービス

最大40%のU-NEXTポイントを還元

 U-NEXTとの連携も進める。コンテンツ配信サービスのU-NEXTで映画をレンタルするか、書籍を購入すると、最大40%のポイントを還元する。ポイントはU-NEXTでコンテンツの購入に利用できる他、y.u mobileのチャージにも利用できる。なお、y.u mobileの月額料金に充当することは現時点ではできない。

 さらに、シェアプランなら1200ポイントが毎月チャージされるため、このポイントをチャージに充てれば、3GB分(税込み330円×3)を追加で購入できる。

【訂正:2020年3月12日15時17分 初出時に、「4GB分を追加で購入できる」としていましたが、チャージ料金は1GBあたり税込み330円のため、「3GB分」に訂正しました】

キャッシュバックキャンペーンも

 2020年6月30日までに音声SIMを申し込むと、2万2500円をキャッシュバックするキャンペーンも実施する。これはシングルプランの約1年分の相当する額だ。キャッシュバックは、利用開始月から13カ月目に付与する。

U-mobileは新規受付を停止

 U-NEXTが提供しているMVNOサービス「U-mobile」「U-mobile S」「U-mobile MAX」は、2020年2月6日に新規申し込み受付を停止している。Y.U-mobileは、U-mobileのサービスからy.u mobileへの移行を促す考えだが、当面はU-mobileのサービスも並行して提供し、サービスの終了時期は未定。なお、U-mobileからY.U-mobileへの移行はMNP扱いになる。

 ヤマダニューモバイルは異なるサービスとして、今後も提供を続ける。

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