U-NEXTとヤマダ電機の合弁会社、Y.U-mobileが、4月1日に新たなMVNOサービス「ヤマダニューモバイル」の提供を開始した。全国約1000店舗のヤマダ電機や、ベスト電器、マツヤデンキなどのグループ店で購入できる。
ヤマダニューモバイルは、これまで「YAMADA SIM powered by U-mobile」として販売していた、ヤマダ電機ブランドの通信サービスをリニューアルしたもの。NTTドコモの回線を利用しており、データSIM、データ+SMS付きのSIM、音声SIMの3タイプを提供する。なお、2月のリリースでは「ヤマダファミリーモバイル」としていたが、サービス名が変更となった。
データSIMの料金は、常時200kbpsの「シンプルプラン」が月額525円(税別、以下同)。3.3GBプランが月額900円、5.3GBプランが月額1450円、10.3GBプランが月額2260円、20.3GBプランが4050円、30.3GBプランが5450円。SMS付きはデータSIM+120円(30.3GBプランは+70円)。音声SIMはデータSIM+700円がかかり、通話料金は30秒あたり20円。毎月の通信容量をオーバーすると、通信速度は200kbpsに制限される。3日間の速度制限は設けていない。
従来のYAMADA SIMとの大きな違いは、200kbpsの低速プランが追加されたことと、LTE使い放題プランがなくなった代わりに10.3GB〜30.3GBの大容量プランが追加されたこと。
初期費用として、3000円の契約事務手数料と、394円のSIM発行手数料がかかる。音声SIMには12カ月の最低利用期間が設けられており、期間内に解約をすると、9800円の解約事務手数料がかかる。データSIMには最低利用期間と解約手数料は設定されていない。
利用料金に応じてヤマダ電機のポイントがたまるほか、余ったデータ容量を翌月に繰り越せる。今後は、繰り越した容量を他のユーザーとシェアできる機能を追加する予定。
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