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» 2020年04月21日 11時00分 公開

モトローラがSIMフリースマホ「moto g8」シリーズ2機種を発表 2万〜3万円台で5月4日発売

モトローラのミドルレンジスマートフォン「moto g」ファミリーの第8世代モデルが日本に上陸する。一定条件のもとOSのバージョンアップやセキュリティアップデートが保証される「Android Enterprise Recommended」認証を取得しており、個人だけでなく法人用途でも安心できるという。【更新】

[井上翔,ITmedia]

 モトローラ・モビリティ・ジャパンは5月4日、新型のミドルレンジスマートフォン「moto g8」「moto g8 power」を発売する。Web直販「Motoストア」における販売価格はmoto g8が2万5800円、moto g8 powerが3万2800円(共に税込み)となっている。

【更新:18時40分】文章と画像を追加しました。実機写真はモトローラ・モビリティ・ジャパンの提供です
【更新:4月24日14時】モトローラ・モビリティ・ジャパンから発売日変更の通知(4月28日→5月4日)を受けたことに伴い、タイトルと本文の発売日を改めました

moto g8とmoto g8 power moto g8(左)とmoto g8 power(右)

共通の特徴

 今回発売する2機種は、Motorolaのミドルレンジスマートフォン「moto gシリーズ」の第8世代に相当し、国内全てのキャリアでの通信に対応している。au(KDDIと沖縄セルラー電話)回線については、KDDIの定めるIOT(相互接続性試験)を通過しており、楽天モバイルを含む他キャリアについては、問題なく通信できることを自社で確認しているという。

 初期導入のOSは「Android 10」で、Googleの「Android Enterprise Recommended」認証を取得している。そのため、90日以内(※)のセキュリティアップデートや、最低1回のOSバージョンアップが保証されている。モトローラ独自のユーザーインタフェース(UI)「Motoエクスペリエンス」も引き続き搭載している。

(※)Googleがアップデートを公開してからの日数

Motoエクスペリエンス 素のAndroidに近い環境に独自のUIを搭載している

moto g8

 moto g8はシリーズのベースモデルという位置付けだ。ボディーカラーはノイエブルーとホログラムホワイトの2つを用意している。

moto g8(正面)
moto g8(背面) moto g8(左がノイエブルー、右がホログラムホワイト)

 プロセッサはQualcommの「Snapdragon 665」で、メインメモリは4GB、内蔵ストレージは64GBを備える。最大512GBのmicroSDXCメモリーカードも搭載可能だ(2枚目のSIMカードと排他)。ディスプレイはHD+(720×1560ピクセル)の6.4型液晶で、左上のインカメラ周辺部に水滴状の切り欠きがある。

 バッテリー容量は4000mAhで、連続稼働時間は最大約40時間となる(メーカー計測時)。10W出力の充電アダプターが付属しており、15分間の充電で最長約8時間分の容量を充電できるという。外部接続端子はUSB Type-Cだ。

 アウトカメラは約1600万画素(メイン)、200万画素(マクロ)、800万画素(広角動画)のトリプル構成で、メインカメラはレーザーオートフォーカスが可能。カメラにはAIエンジンも備えており、撮影モードや設定を全自動で行える。インカメラは約800万画素のシングル構成となっている。

 SIMカードはnanoサイズのものを2枚搭載可能で、DSDV(Dual SIM Dual VoLTE Standby)にも対応している。ただし、2枚目のnanoSIMカードはmicroSDメモリーカードと排他となる。対応する周波数帯(Band)は以下の通り。

  • LTE:Band 1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/38/40/41
  • W-CDMA:Band 1/2/4/5/8/19(Band 6を内包)
  • GSM:850/900/1800/1900MHz

 Wi-Fi(無線LAN)は2.4GHz帯(IEEE 802.11b/g/n)のみ対応する。Bluetooth 5.0も利用可能だ。

 ボディーサイズは約75.8(幅)×161.3(高さ)×9(最薄部の厚さ)mm、重量は約188.3gとなる。

実機写真 moto g8の実機
付属品 moto g8の付属品

moto g8 power

moto g8 powerはシリーズの大容量バッテリー搭載モデルで、moto g8と比較すると一部のスペックが向上している。ボディーカラーはスモークブラックとカプリブルーの2つを用意している。

moto g8 power moto g8 power(左と中央がカプリブルー、右がスモークブラック)

 プロセッサはQualcommの「Snapdragon 665」で、メインメモリは4GB、内蔵ストレージは64GBを備える。最大512GBのmicroSDXCメモリーカードも搭載可能だ(2枚目のSIMカードと排他)。ディスプレイはフルHD+(1080×2300ピクセル)の6.4型IPS液晶で、左上のインカメラ周辺部に水滴状の切り欠きがある。

 バッテリー容量は5000mAhで、連続稼働時間は最大約2日間となる(メーカー計測時)。15W出力の充電アダプターが付属しており、15分間の充電で最長約8時間分の容量を充電できるという。外部接続端子はUSB Type-Cだ。スピーカーはステレオで「Dolby Audio」にも対応している。

 アウトカメラは約1600万画素(メイン)、200万画素(マクロ)、800万画素(広角動画)、800万画素(2倍望遠)のクアッド構成。カメラにはAIエンジンも備えており、撮影モードや設定を全自動で行える。インカメラは約800万画素のシングル構成となっている。

 SIMカードはnanoサイズのものを2枚搭載可能で、DSDV(Dual SIM Dual VoLTE Standby)にも対応している。ただし、2枚目のnanoSIMカードはmicroSDメモリーカードと排他となる。対応する周波数帯(Band)は以下の通り。

  • LTE:Band 1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/38/40/41
  • W-CDMA:Band 1/2/4/5/8/19(Band 6を内包)
  • GSM:850/900/1800/1900MHz

 Wi-Fi(無線LAN)は2.4GHz帯(IEEE 802.11b/g/n)のみ対応する。Bluetooth 5.0も利用可能だ。

 ボディーサイズは約75.9(幅)×156(高さ)×9.6(最薄部の厚さ)mm、重量は約197gとなる。

実機写真 moto g8 powerの実機
付属品 moto g8 powerの付属品

おサイフケータイや防水対応は「準備中」

 4月21日、報道関係者を対象とするmoto g8/g8 powerに関する説明会を開催した。

 日本において、モトローラはミドルレンジの「moto g」シリーズを重点的に投入する戦略を取っており、価格とスペックのバランスの良さから、2019年10月の消費増税後も順調に販売実績を伸ばしているという。説明会にビデオ出演したダニー・アダモポウロス社長は、「2019年は、2018年比で販売数が倍増した。人にも投資をして、ここ数週間で新しい仲間を迎えた」と日本市場での順調ぶりをアピールする。

アダモポロウス社長 ビデオであいさつするダニー・アダモポウロス社長

 先述の通り、今回発表された2機種は、楽天モバイルを含む全キャリアの回線に対応している。2機種に先んじて発売されたシリーズの最上位モデル「moto g8 plus」についても、5月をめどに楽天モバイル回線に対応するソフトウェア更新を配信する予定であるという。

 一方で、日本市場でより販売台数を伸ばすためには、全てのキャリアへの対応に加えて、「おサイフケータイ」や「防水」といった市場独自のニーズを満たす必要があるのではないかという指摘がある(参考記事)。この点について質問された島田日登美プロダクト・マネージャーは、おサイフケータイや防水については「準備中」とした。5Gスマホについても、日本市場への投入に向けて準備を進めているとのことだ。

仕様 moto g8 plusを含めたg8ファミリーの主な仕様(その1)
仕様 moto g8 plusを含めたg8ファミリーの主な仕様(その2)

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