韓国Samsung Electronicsは4月21日(現地時間)、同社のスマートウォッチ「Galaxy Watch」シリーズと連携するアプリ「Samsung Health Monitor」が、韓国の医療健康関連当局である食品医薬品安全庁(MFDS)から医療機器アプリとして承認されたと発表した。
第3四半期(7〜9月)中に「Galaxy Watch Active 2」向けにリリースする。他のシリーズ端末でも段階的に利用できるようにしていく計画。韓国以外でのリリース予定は不明だ。
Galaxy Watchが単体で血圧計になるわけではなく、別途カフタイプの血圧計での“キャリブレーション”が必要だ。キャリブレーションは、Galaxy Watchを血圧を測る腕ではない方の腕にはめたまま血圧を測定し、血圧計のモニタに表示された数値を自分でアプリに入力する操作。これを1カ月に1度程度行えば、毎日の血圧測定はGalaxy Watchをタップするだけで可能だ。
スマートウォッチだけでの血圧測定値は、心拍数モニタリングセンサーで追跡する脈波とキャリブレーション値の関係を分析することで割り出す。
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