世界を変える5G

中国の5Gスマホ販売数は5G契約者の約半数 その理由はiPhoneにあり?山根康宏の中国携帯最新事情(2/2 ページ)

» 2020年07月15日 14時41分 公開
[山根康宏ITmedia]
前のページへ 1|2       

5Gスマホの販売数は5000万台程度

 では5Gの利用者実数はどれくらいいるのだろうか。工信部は毎月中国の携帯電話・スマートフォンの出荷台数の統計を出している。それによると、中国の5Gスマートフォンの出荷台数は以下のようになっている。

  • 2019年(7月〜12月):1370万台
  • 2020年(1月〜5月):4610万台
  • 合計:5980万台

 これは出荷台数なので、実際にはこのうちの8割程度が販売されたとすれば、市場で実際に使われている5Gスマートフォンの数は5000万台程度と推測できる。つまり5G契約者数のうち、5Gを使っているユーザー数はその半分程度なのかもしれない。

 このように、5Gユーザーの数に関してはキャリアの公表する数字がそのまま当てはまるのではなく、実際にはかなり少ない数字になりそうだ。とはいえ、中国が世界最大の5G大国であることに変わりはない。

 Huaweiは6月24日に上海に世界最大のフラグシップストアをオープンさせた。付近にはAppleやSamsungの大型店舗もあるが、10機種以上をそろえる5Gスマートフォンを展示し、5Gに興味を持ち始めた中国の消費者の足を自然と向けさせる場所になるだろう。スマートフォンメーカーが5Gシフトを一気に進め、キャリアもユーザーの5G移行を強力に推し進める中国。5G利用者数の実数はさておき、5G契約数の伸びはこれからさらに加速していくだろう。

Huawei 上海の南京東路にオープンしたHuaweiのフラグシップストア
前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月13日 更新
  1. スタバ長時間滞在、なぜ「一律ルール」設けない? “スマホでゲーム、PCで仕事も…広報見解は (2026年06月12日)
  2. 新エントリースマホ「arrows We3」発表 コンパクトな高耐久ボディーに5000mAhバッテリーや新カメラを搭載 (2026年06月11日)
  3. 「JALモバイル powered by ahamo」のお得度を検証 本家ahamoやIIJmio版とは何が違う? (2026年06月12日)
  4. スマホの“ミニ”外付けディスプレイが流行の兆し? 若者がインカメラではなく「アウトカメラ」で自撮りする理由 (2026年06月10日)
  5. 「日本通信アプリ」の新バージョン提供開始 FPoS対応で本人確認のセキュリティを強化 (2026年06月11日)
  6. 20万円超も珍しくない高額スマホ時代、「スマホ保険」の選び方と料金の目安は? (2026年06月12日)
  7. 「Nintendo Switch 2」が“転売ヤー”の餌食に 多言語版の買い占め→「プレイ50時間」条件復活 (2026年06月12日)
  8. なぜ? マクドナルド「巨大セルフ注文端末」に批判殺到の理由 UI/UXに価格表示まで……直面している課題とは (2026年05月14日)
  9. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  10. あのシャープが「ウェアラブル」に参戦? スマホ「AQUOS」新製品予告 詳細は16日に発表 (2026年06月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー