「Cosmo Communicator with HDMI」レビュー サイズ感からQWERTYキーの使い勝手までを検証(1/3 ページ)

» 2020年07月30日 11時00分 公開
[長浜和也,ITmedia]

 「Cosmo Communicator with HDMI」は、英国のPlanet Computersが開発したハードウェアQWERTYキーボード搭載のAndroidスマートフォンだ。日本ではリンクスインターナショナルが6月から取り扱っており、Amazon.co.jp、楽天市場、Yahoo!ショッピングで購入できる。価格は8万8000円(税別)。

 Cosmo Communicator自体は2019年12月から日本で販売している(製品の発表は2019年8月までさかのぼる)が、今回登場したのは、USB Type-C−HDMI変換コードが標準で付属するモデルという位置付けになる。

Cosmo Communicator with HDMI 「Cosmo Communicator with HDMI」。本体は2019年12月に登場したCosmo Communicatorと変わらない
Cosmo Communicator with HDMI その特徴は、クラムシェルノートPCのようにディスプレイを開いてハードウェアQWERTYキーボードを使えることだ
Cosmo Communicator with HDMI セットアップで言語とキーボードレイアウトを選択する
Cosmo Communicator with HDMI 言語設定として日本語を最初から用意している
Cosmo Communicator with HDMI キーボードレイアウトも同様だ

 QWERTYキーボードを搭載したことで、以前取り上げた「Unihertz Titan」と「同類のスマートフォン」と思う人も多いかもしれない。しかし、その形状の違いから実際の運用は大きく異なる。ここでは、Cosmo Communicatorを実際に使用したレポートとして、キーボードによる日本語入力の使い勝手を中心に評価した。

Cosmo Communicator with HDMI パッケージは本体サイズを上回る大柄なサイズ。“with HDMI”たる変換アダプターに関してはシールで記載している
Cosmo Communicator with HDMI パッケージを開くと裏面にほぼ同サイズの本体写真を記載した内フタがあり、さらに開くと本体が現れる

サイズ感や基本スペックをチェック

 Unihertz Titanは大きくて重かったが、Cosmo Communicatorも大きくて重い。本体サイズは171.4(幅)×17.3(高さ)79.3(奥行き)×mmで、重さは326gというのが公式スペックだ。筆者に届いた機材(以下、評価用機材とする)の重さを実測したところ、340gと公式値より重い値を示した。92.5(幅)×153.6(奥行き)×16.65(高さ)mmで、重さが303gのUnihertz Titanと比べると、細身で長くて(わずかに)厚くて重い。ただ、Unihertz Titanを手にしたときの「ズシッ!」というインパクトは感じない。

Cosmo Communicator with HDMI iPhoneシリーズで一番巨大な「iPhone 11 Pro Max」と比べると、長辺が13.4mm、短辺が1.5mm、厚さが9.2mm、それぞれCosmo Communicatorが長く、83g重い

 Cosmo Communicatorのスペックは次の通りだ。

  • CPU……MediaTek Helio P70(4コア+4コア、動作クロック2.1GHz&)
  • メインメモリ……6GB(DDR4-1600MHz)
  • ストレージ……128GB(DDR4-1600MHz)
  • ディスプレイ(解像度)……5.99型(2160×1080ピクセル)
  • 無線LAN……802.11a/b/g/n/ac
  • Bluetooth……5.0
  • カメラ……アウト2400万画素、イン500万画素
  • NFC……対応(おサイフケータイは非対応)
  • LTE Band……1/2/3/4/5/7/8/11/17/18/19/26/28A/28B/41/71
  • OS……Android 9
  • バッテリー容量……4220mAh(3.65V)
  • USB……Type-C×2基
  • SIM……デュアルnanoSIMスロット(1基はeSIMと排他利用)
  • 本体サイズ……171.4(幅)×17.3(高さ)×79.3(奥行き)mm
  • 重量……326g

 プロセッサはMediaTek Helio P70を備えており、これはUnihertz Titanが搭載していたMediaTek Helio P60の上位モデルにあたる。実装するコアは処理能力を重視するCortex-A73が4基に、省電力を重視したCortex-A53が4基と、その構成は“P60”と共通する。ただし、動作クロックはCorte-A73で最大2.11GHzと“P60”からわずかに高速化している。なお、グラフィックプロセッサは“P60”と同じ「Mali-G72 MP3」を採用する。

 動作クロックを高速化したとはいえ、ミドルレンジクラスのCPUであることに違いはない。処理能力を測定するため、ベンチマークテストを実施してみた。なお、比較対象としてUnihertz Titanのスコアを並べてみた。

モデル Cosmo Communicator Unihertz Titan
Antutu Benchmark 177415 169895
Antutu Benchmark CPU 72582 70328
Antutu Benchmark GPU 29385 27646
Antutu Benchmark MEM 38188 35460
Antutu Benchmark UX 37260 36461
PCMark for Android Work 2.0 Performance Score 8034 7981
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