世界を変える5G

5Gの“頂点”を極める――「arrows 5G」から富士通コネクテッドテクノロジーズが描く未来(2/3 ページ)

» 2020年08月07日 20時40分 公開
[井上翔ITmedia]

「5Gの頂点を極める」ために有力なパートナーと協業

 そんな5Gワールドへの入り口を担うarrows 5Gは、5G(スマホ)の頂点を極めるべく、パートナー企業との協業を重ねながら開発が進められてきた。

 技術面では、チップセットメーカーであるQualcommとの協業の成果が生かされている。同社との協業は約2年前から始まっており、その成果として開発されたのが「5Gスマートフォンのリファレンスデザイン」だ。arrows 5Gは、それをベースに開発された初めての商用モデルということになる。

リファレンスデザイン arrows 5Gは、Qualcommとの協業で開発した「5Gスマートフォンのリファレンスデザイン」をもとに開発された。ミリ波対応も、このリファレンスデザインの成果の1つである

 ただ、いくら技術的に優れていても、ユーザーの利用感(体験)を高める方向に作用しなければ意味がない。そこで、スマホとしての使い勝手を高めるための協業も行った。

 まず、Adobe(アドビ)との協業により、標準カメラアプリと「Photoshop Express」の連携を実現した(参考記事)。さらに、モバイル分野にも注力しているプロeスポーツチーム「REJECT」とスポンサー契約を締結。同チームの知見をarrows 5Gの開発に反映させている。

 F-51Aの発売元であるNTTドコモからは、端末の開発や検証において協力を得た。

体験協業 スマートフォンとしての体験を向上させるための協業も実施

 今後も、FCNTは5Gも関わる協業を強化していくという。

 SEGA XDとは、5Gを利活用したソリューションの共同研究と、5Gの通信特性を活用した「5Gゲーム」を共同開発を進めていくとしている。

 FCNTのルーツにして、元親会社である富士通が準備を進めている「ローカル5Gパートナーシップ」に参画すべく話し合いも進めている。そして、米Thundercommとの戦略的業務提携により、海外展開を視野にIoT事業も強化していくとのことだ。

パートナーシップ強化 5Gに関する事業を強化すべく、協業や業務提携を推進

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月13日 更新
  1. 大幅刷新の「iAEON」「AEON Pay」アプリは何が変わった? 使い分け方や便利な機能を解説 (2026年05月12日)
  2. わずか3タップで残高が消える? PayPay「送金詐欺」に要注意、送金は補償の対象外で取り戻せず (2026年05月12日)
  3. ソフトバンク、売上高7兆円突破で過去最高更新 “ホッピング抑制”の構造改革と「AIインフラ」への大転換 (2026年05月11日)
  4. 「Xperia 1 VIII」発表 背面デザイン刷新で望遠カメラ強化 約23.6万〜30万円前後 (2026年05月13日)
  5. スマホ購入時の「割引制限緩和」はメリットばかりではない? 携帯ショップ店員が語る“率直な意見” (2026年05月12日)
  6. Google検索がサーバーエラーで不安定に 「ググれない……」との声相次ぐ  (2026年05月12日)
  7. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  8. 「Pixel 10/10a/9a」どれを買う? 4キャリア6ブランドの価格を比較 2年24円や一括4.5万円も (2026年05月11日)
  9. KDDI、ARPU反転で増収増益 楽天ローミング終了見据え「LTV重視」の価値競争へシフト鮮明に (2026年05月12日)
  10. イオンモバイルの2025年通信速度を公表 平日のドコモ回線が苦戦、下り1Mbps付近の時間帯が増加 (2026年05月11日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年