コスパに優れたモデルは? 4万円前後のミッドレンジ「Xperia 10 II」「Galaxy A41」「LG style3」を徹底比較(3/4 ページ)

» 2020年08月15日 06時00分 公開
[島徹ITmedia]

処理性能はLG style3が圧倒的! ゲームも楽しむなら要注目

 処理性能はLG style3が圧倒的に高い。ハイエンド向けチップ「Snapdragon 845」を搭載したことで、他のミドルクラスと比べて「Antutuベンチマーク」の総合性能で大幅な差をつけ、グラフィック性能を計る「3DMark」でのスコアは、他機種の3倍以上だ。これにより、一般的なアプリはもちろん、高画質3Dグラフィックのゲームも快適に動作する。

ミドルクラススマホ ミドルクラス3機種と、3〜4年前のハイエンド機のベンチマーク結果
Xperia 10 II Xperia 10 II のAntutuベンチマーク結果
Galaxy A41 Galaxy A41のAntutuベンチマーク結果
LG style3 LG style3のAntutuベンチマーク結果

 LG style3で実際にいくつかの人気タイトルを試したが、「PUBG Mobile」はHD画質の高フレームレートで快適にプレイできた。「アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ」も3Dリッチの高解像度表示で快適に楽しめる。基本2Dグラフィックのタイトルだが、「Fate Grand Order」も大画面かつ滑らかに動作した。

 Xperia 10 IIとGalaxy A41は「Pokemon GO」のように軽い3Dグラフィックのゲームや2Dグラフィックのゲームならさほど問題なく楽しめるが、LG style3の動作確認で挙げたような高画質3Dグラフィックのゲームを動かすには、ゲームの画質設定を標準かそれ以下の設定に落とさないと快適に楽しめない。

 LG style3のみ「アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ」を3Dリッチ、高解像度設定で快適に楽しめる。「PUBG Mobile」はXperia 10 IIとGalaxy A41だと、グラフィック設定をスムーズ、中に落とさないと快適に楽しめない。「Fate Grand Order」はどのモデルでもフチなし大画面で楽しめる。ただ、LG style3の方が描画は滑らかだ。

ミドルクラススマホ ゲームのパフォーマンスはLG style3が特に優れていると感じた
ミドルクラススマホ ゲームプレイの支援機能はGalaxy A41とLG style3ともに搭載。Xperia 10 IIはハイエンドモデルの「Xperia 1」や「Xperia 1 II」と違って搭載していない

 ここで要注意なのが、3〜4年前に購入したスマホから買い替えた場合の処理性能だ。一般的なアプリを動かす目的なら、Xperia XZやXZsなどSnapdragon 820搭載世代までのミドルクラスに買い替えると、CPUやストレージ速度が高速な分、より快適に使える。

 だが、Xperia XZ1以降などSnapdragon 835以降のチップを搭載したハイエンドスマホからの買い替えや、3Dグラフィックのゲームを快適に楽しみたい場合、Xperia 10 IIやGalaxy A41では性能が落ちるので不満を感じるかもしれない。この場合は、今回の3機種だとLG style3を購入するか、高額だがSnapdragon 865やSnapdragon 855搭載のハイエンドモデルを購入した方がいいだろう。

 バッテリー容量はXperia 10 IIが3600mAh、Galaxy A41とLG style3は3500mAhだ。LG style3は搭載チップが高性能なためか、他の2機種と比べると消費電力は微妙に多い印象だ。だが、いずれのモデルも1日外出して使ってもバッテリー切れに困ることはなかった。急速充電のUSB Power DeliveryはGalaxy A41とLG style3のみ対応している。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月26日 更新
  1. ドコモの「dバリューパス」に月額550円を払って、結局いくら得をするのか? (2026年03月25日)
  2. “見せかけのスマホ性能”が話題 「テスト時だけ本気出す」闇発覚、ベンチマークに意味はない?【訂正】 (2026年03月24日)
  3. 文末の「。」が威圧感を与える? 20代の約半数が気にする“マルハラ”を防ぎ、チャットで好印象を与える3つの工夫 (2026年03月25日)
  4. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  5. Xiaomi 15とOPPO Find X9の画作りを徹底比較 「エモさ」のライカか、「リアリティー」のハッセルブラッドか (2026年03月25日)
  6. スマートウォッチ「wena」が復活を果たしたワケ ソニーから独立した對馬氏が語るスタートアップの勝算 (2026年03月24日)
  7. 「iOS 26.4」配信開始 「Apple Music」にコンサート検索&オフライン曲認識機能など (2026年03月25日)
  8. iPhoneでもミリ波の恩恵を ソフトバンクが模索する「ミリ波×Wi-Fi」という新解法 (2026年03月25日)
  9. ソフトバンクの「Galaxy Z Fold7(256GB)」、MNPで2年間約6万円に 3月27日まで【スマホお得情報】 (2026年03月25日)
  10. スマホOSシェア、iPhoneとAndroidでほぼ半々に 利用機種は「iPhone 16」「AQUOS」が上位 MMD調べ (2026年03月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年