カメラアプリのPhotoshop ExpressモードではPhotoshop Expressの自動補正を活用できるが、そもそもPhotoshop Expressのよさは自動補正よりも「Photoshopのエッセンスをより幅広い人が活用できるスマホアプリ」に落とし込んだ点、つまり写真のレタッチや編集にあるわけで、そっちをどう使うかが大事だ。
Photoshop Expressモード時は「Photoshop Express」アイコンをタップすると、カメラアプリから直接呼び出せる。このときは直前に撮影した画像が開くので、撮った後にさっとレタッチできる。Photoshop Expressを起動してそこから写真を開いてもいい。
Photoshop Expressではさまざまなフィルターをかけたり、色や明るさを調整したりする機能を持っている。フィルターの種類は豊富だ。
「しみを除去する」機能も使いたい。ちょっとした汚れやシワなどを上手に消してくれる機能で、肌を整えるのにも使える。
Photoshopは基本的には、写真をベースにイメージ通りの画像に仕上げていくためのアプリだが、スマホ版は最終出力用にフレームを付けたり文字やスタンプを入れたりする機能、コラージュ機能などオンラインで公開するための仕上げや装飾系機能も搭載。その辺がプロ用のツールに徹した本家Photoshopとスマホ用のPhotoshop Expressのコンセプトの違いだ。
また、トリミングツールにはFacebookやInstagram、YouTubeなど各SNS用のアスペクト比のプリセットが用意されていて、けっこう便利。
コラージュ機能もSNS向きだ。
Photoshop Expressは無料でダウンロードして使えるアプリなので、誰でも使える。iOS版もある。これ1本でいろんな表現ができるので、SNSへ公開する用の画像を作るときにぜひ活用したい。
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