楽天モバイルは10月6日、端末やアクセサリーの購入時に代金の「分割払い」を選択した一部のユーザーについて、誤って代金を「一括払い」で請求していたことを明らかにした。同社の料金管理システムの不具合が原因で、対象者には個別に連絡をした上で、一括払いの請求取り消し(またはマイナス処理)を行い、再度分割払いで請求し直したという。
同社の料金管理システムは米Netcracker Technology(NEC子会社)が構築している。このシステムに不具合があり、分割払いを選択しても一括払いとして処理れてしまったようだ。
なお、楽天モバイルにおける購入代金の分割払いでは、クレジットカードが備える分割払い機能を利用している。そのため、他の大手キャリアとは異なり口座振替での分割払いには対応していない。
楽天モバイルにおける端末代金の分割払いは、クレジットカードの分割払い機能を使っている。楽天カードを利用している場合は手数料(金利)が無料となるが、その他のクレジットカードでは金利がかかるので注意しよう
楽天モバイルの5Gは“超限定的” 3キャリアにどこまで対抗できるのか
総務省が楽天モバイルに6度目の行政指導――上限2万円のがんじがらめルールは業界を滅ぼす
楽天モバイルは2021年夏に人口カバー率96%へ、5Gは「大々的に発表する」と三木谷氏
「楽天モバイル」の課題は“認知不足”? 三木谷氏がサービス開始後の1カ月を振り返る
総務省が楽天モバイルに指導 「不適切な端末値引き」についてCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.