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» 2020年10月27日 10時00分 公開

コンパクトになっただけじゃない 「iOS 14のSiri」の進化を検証してみた (1/2)

9月17日に正式版がリリースされたiOS 14では、Siriに関するアップデートも多くあった。そこで、改めて諸々の進化点がどのようなものなのか、チェックしていきたいと思う。

[井上晃,ITmedia]
iOS 14

 iOS 14では、Siriに関するアップデートも多い。UI(ユーザーインタフェース)がコンパクトになっただけでないので、あらためてSiriの進化点をチェックしていきたい。

UIがコンパクトになった

 まず、象徴的な変化をおさらいしておくと、SiriのUIがコンパクトになった。従来はSiriが音になると、画面全体がSiriの表示に切り替わってしまったが、iOS 14では、画面下部にアイコンが表示されるだけで、大部分の画面表示を維持したままSiriを利用できる。検索結果などが表示される部分も、バナー状の通知と同じように、画面上部に枠で表示される。

iOS 14 画面下部にSiriのアイコンが表示される。音声認識中にはアイコンが大きく膨らむ(写真=左)、Siriを経由した検索結果などの応答は、画面上部のウィンドウに表示される(写真=右)

 ちなみに、全画面表示ではなくなったことで、従来「例えばこのように訪ねてください:〜」と表示されたチュートリアルは現れなくなっている。既にiOSに慣れている人ならば問題ないが、初心者は戸惑うかもしれないので注意したい。

オーディオメッセージの送信が可能に

 「メッセージ」アプリ経由での、オーディオメッセージ送信がSiriから行えるようになった。「〜(連絡先に登録してある人の名前)にオーディオメッセージを送る」のように指示しよう。「はい、録音します…」とSiriが反応したら、音声を録音する。録音が終了すると、音声データのプレビューとともに「送信」か「キャンセル」を選択できる画面が表示される。オーディオメッセージの利用になじみがない人も多いだろうが、テキスト入力が面倒な場面では、こうした機能は便利だ。

iOS 14 「〜にオーディオメッセージを送信」と指示し、内容を録音(写真=左)、プレビュー画面で録音内容を確認し、送信するかどうかを選べる(写真=右)

 ちなみに、SiriKitを通じて、サードパーティー製アプリでも、Siri経由でオーディオメッセージの送信に対応できるようになるとのこと。試しに「LINE」(ver.10.16.1)で試してみたが、こちらはまだ対応していなかった。

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