と、iPhone 12は細かく画質を上げており、特に暗所での撮影能力向上(特に超広角とインカメラでの夜景モード)は日常的にありがたい。
そうなると気になるのが、今まで欠点とされていた点が改善されたか。いわゆる「ストローぼけ」問題だ。今まで、アングルによって発生したりしなかったりする。背景とのコントラストがあると出づらいが、わざと出してみた。
これがiPhone 12だとこうなった。
なんとか頑張っている。でもシーンによっては相変わらず。
でも大きく改善されたケースもある。これ、水飲み部分が周りの風景を反射しているので今まではうまく処理できなかったのが、きちんと対応している。
少なくともiPhone 12に関しては、完全とはいえないけどかなり改善されたと思っていい。もうちょっと近距離でもポートレートモード使えるともっとよかったのにね。
静止画のクオリティーが上がったのと同様に、動画もよくなっている。
Appleが特にアピールしていたのがHDR対応。
設定でHDRビデオをオンにすると、Dolby Vision形式でHDR動画を撮影してくれる。特に高輝度部がより明るくクリアになるのだが、その威力を鑑賞するには撮影した端末で再生するか、Dolby Vision対応の再生装置が必要になるわけで、悩ましい。
HDRで撮影した動画は「HDR」と付く。HDRビデオのオンとオフで撮り比べてみると、確かに全然違うのである。
と、iPhone 11世代の代表としてiPhone 11 Proを、12世代の代表としてiPhone 12を並べて比較しながらチェックしてみた。
大ざっぱに結論を言えば
かな。
ちなみに私は、iPhone 12 Pro MAX待ちです。
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